2019年5月3日金曜日

持ち株チェック

保有比率の高い順に見ていく。

■弁護士ドットコム
基本シナリオ:法律分野をITで変革し最強のプラットフォーマーに
弁護士ドットコムの有料会員数が17万人を突破した。潜在需要をうまく掘り起こしているようだが、これほどまでに需要があったことには驚き。この会社の企業理念は「専門家をもっと身近に」だが、それを着実に実行しているのがわかる。今後3年の予想売上高成長率は年率30%程度。2019年の予想平均時価総額は売上高の20倍の840億円(株価3800円)。変動率は±30%。

■シンクロ・フード
基本シナリオ:飲食店の運営をITで変革・サポートし総合プラットフォーマーとして盤石な地位を築く
東証の市場再編についてシンクロは日経ヴェリタス4/7で「実力相応の市場区分にすべき」と前向きな発言をしているので、市場変更が行われる3年後には東証一部にふさわしい企業に成長しているかもしれない。現時点で東証一部の残留条件は時価総額250億円とも500億円とも言われているが、250億円なら十分射程圏内になる。今後3年の予想売上高成長率は年率10~20%。2019年の予想平均時価総額は売上高の10倍の200億円(株価750円)。変動率は±30%。
業績に最もインパクトのある求人広告掲載数を記録していく。関東 2423(2611)
関西 706(762)  東海 269(336)  九州 84(111)  北海道・東北 139(130) 総計 3621(3950)
市場独占型の求人プラットフォーマー・インディードの掲載数も記録していく。東京都の飲食店 84392(81312) 大阪府の飲食店 33949(32805)
*( )内は先月

■ペプチドリーム
基本シナリオ:ペプチド創薬で最強のプラットフォーマーに
時価総額が7000億円を突破してきた。株式投資の入門書に「資産を最も効率的に活かす方法は天才のいる(天才の経営する)会社に投資すること」とあったが、この会社の基盤技術は”天才”研究者が作っているので、時価総額は売上高の100倍程度の水準で推移できるのかもしれない。ちなみにこの本で紹介されていた天才はビル・ゲイツになる。今後3年の売上高成長率は年率20%程度。2019年の予想平均時価総額は売上高の100倍の7200億円(株価5800円)。変動率は±30%。

■厳選ジャパン(投資信託)
基本シナリオ:ビッグチェンジ銘柄投資でテンバガー達成
この投信は今のような投資しにくいタイミングでも強い会社を次々に見つけて投資していってくれるので楽でいい。純資産総額が地味に増えているのが気がかりだが、今のところはまだ33億円なので特に問題なし。今年の予想基準価額は11000円(変動率20%)。

■朝日ネット
基本シナリオ:ストックビジネスで地味に成長&株主還元
直近で大口の買いが3回入っているが株価はまだ上がるのだろうか?ファイバーゲート効果やIOT需要、自社株買いなどは期待できるが、ここはそれほど革新性や独自性のあることをしているわけでもないので時価総額は売上高の2倍程度が上限だと思うのだが・・。今後3年の予想売上高成長率は年率6%程度でEPS成長率は年率15%程度。2019年の予想平均時価総額は売上高の2倍の210億円(株価650円)。変動率は±20%。

■日進工具
基本シナリオ:ニッチトップの極細ドリルで市場開拓
景気循環の波が来てるのにここはその波に乗れてないのがさびしい。本決算に少しだけ期待。2019年の予想平均株価は2500円(変動率20%)。今後3年の売上高成長率は年率8%。

■パーク24
基本シナリオ:カーシェア事業は競争激化で利益成長鈍化。海外の「空港」駐車場事業は効率化しにくいので期待薄。
先月チャートから警告シグナルが出ていることに気づいたので、その要因について調べてみた。株価が下落している原因はおそらくドコモが始めたカーシェア等のプラットフォームサービス(dカーシェア)になる。このサービスは2017年10月に開始され月額基本料はかからないのだが、当初は業界3位のオリックスカーシェアしか利用できなかった。それが2018年11月から業界2位のカレコも利用できるようになった。対してパーク24のカーシェアサービスは市場シェアが75%超と圧倒的だが月額基本料が1000円かかる。たかだか1000円かもしれないが車をほとんど利用しない加入者にとっては若干の無駄感がある。私は1年半くらい前からパーク24のサービスに加入していたが、以来4,5回しか利用していなかったので、先日dカーシェアを知るなりこちらへ乗り換えてしまった。パーク24のカーシェア事業は利益の過半を月額基本料金から生み出しているようなので、会員数の増加が止まれば利益成長は鈍化する。もし仮にdカーシェアなどに対抗して月額基本料0円プランを導入した場合は利益が大幅に減る可能性が高い。近々0円プランを導入する可能性は少なからずある。海外事業の利益成長も期待しにくくなってきたので、株価が反発したら売却してこうと思う。今後3年の売上高成長率は年率5%で利益成長率も5%程度。2019年の予想平均株価は2400円(変動率20%)。

■コンテック
基本シナリオ:物流テック向け機器で業績拡大
親子上場が問題になっているが、ここは親会社に吸収されるのだろうか。それとも売却されるのだろうか。それともこのまま放置されるのだろうか。ここは親会社出身ではない取締役が過半に満たないので何かしらの動きがあるかもしれない。まあ現状では事業に特に問題はないようなので、ここらへんのことはどうでもいいのかなとも思う。今後3年の売上高成長率は年率5%で利益成長率は10%程度。2019年の目標時価総額は売上高の0.7倍の200億円(株価3000円)。

■今後の戦略
もうしばらく様子見。決算で株価が予想以上に反発したものがあればいくらか売却していく。

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