2018年5月4日金曜日

月1の持ち株チェック

保有比率の高い順に見ていく。

■弁護士ドットコム
基本シナリオ:法律関連のプラットフォーマーに
特に問題なし。ただ株価はすでに今年の予想株価に到達しているのでしばらく横ばいが続きそう。今後3年の売上高成長率は年率30%程度。今年の予想平均株価は1900円(変動率±30%)

■ペプチドリーム
基本シナリオ:ペプチド創薬のプラットフォーマーに
今期業績未達の可能性がでてきた。会社予想では今期の売上は最低でも70億としているが第2四半期までの売上は9億になる。ちなみに去年は会社予想を出していなかったが、業績はコンセンサスを20%ほど下回っていた。それでも研究開発の進捗は総じて順調なようなので特に問題なし。今後3年の売上高成長率は年率35%程度。今年の予想平均株価は4600円(変動率±35%)

■東武住販
基本シナリオ:人口減のため中古再生住宅はメガトレンドに。支店を増やして売上拡大。
株価が上がりはじめているが、もしかしたら中古再生住宅銘柄は割安株から成長株へと認識が変わつつあるのかもしれない。今年の予想平均株価は1700円(変動率±30%)だが水準訂正による上振れ余地あり。今後3年の売上高成長率は年率15%程度。

■朝日ネット
基本シナリオ:IOT需要を捉えて業績拡大
IOT需要を捉えてるのかどうかは微妙になってきたが、SMBC日興証券が4月13日付の大量保有報告書を出してきた。保有目的は「投資収益性を重視して行う投資」とのことなので、もしかしたら今後株価は上がっていくのかもしれない。しかしながら私の今後3年の予想売上高成長率は年率6%程度でEPS成長率は15%程度。今年の予想平均株価は550円(変動率±15%)。

■テラスカイ
基本シナリオ:クラウドシフトの波にのって業績拡大
クラウドシフトは今後確実に進んでいくだろうが、テラスカイはソフト販売の伸びが市場の伸び以下なので、あまり競争力がないのかもしれない。目標株価は、株式が10%希薄化される増資により、5500円から10%下落して5000円にダウン(変動率±30%)。今後3年の売上高成長率は、前期決算の伸びが想定以下だったので、年率40%から30%にダウン。ただ来期の利益は今期の5倍に跳ね上がると予想。

■厳選ジャパン(投資信託)
基本シナリオ:ビッグチェンジ銘柄投資でテンバガー達成
今後は地合いの回復と共にここの基準価格も上昇していきそう。予想基準価格上昇率は30%程度。今年の予想平均価格14000円(変動率±30%)

■スパークス
基本シナリオ:株式市場が盛り上がり、投信を手がけるスパークスの株価も上昇
ここも地合いの回復と共に上昇してきそう。今年の予想平均株価は390円(変動率±40%)

■今後の戦略
1月の朝日ネットへの投資と3月のテラスカイへの投資は今のところ不発に終わっているが、その敗因はつまるところビジネスモデルの弱さだとみている。両社とも成長市場のただ中にあるが、参入障壁が低いため過当競争に陥っており、高い収益力を維持できなくなりつつあるように見える。

今後投資をするときは、ビジネスモデルの強度を最重要視して会社を選んでいこうと思う。ビジネスモデルの強度とはつまり参入障壁が高く、ストック型ビジネスで、時流に乗っているものになる。経営者の資質はインタビューや会社説明などの言葉よりも、ビジネスモデルや実際の行動などの事実から判断していく。

それと増資リスクについて調べていく。過去1年間で、保有株だった鈴茂器工と和田興産とテラスカイが増資をしているが、その中で和田興産しか(なんとなくだが)予想できなかった。この予測精度をもう少し高めていきたい。ちなみに現在の持ち株では増資リスクはほとんどないとみている。

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