2024年10月1日火曜日

有望株

よく調べないで買った株は失敗することが多いので、これからはネチネチと調べてから買うことにする。

<10倍株候補の条件>
・上場5年以内の会社
・社長が若い
・オーナー企業
・時価総額が300億円以下
・長期的なテーマに合っている
・急成長している
・(IPOから時間が経過し、株価が右肩下がりになっているチャートが狙い目)

<優良企業の条件>
・参入障壁が高い
・ストック型ビジネスを手がける
・時流に乗っている(潜在市場が大きい)
→業績が落ちにくく、利益成長を続けやすいビジネスモデル
(例)マイクロソフトやリクルートなど

■有望株
*今後は円安が進みそうなので、円安耐性があるところを優先的に見ていく。

・米市場に上場している「銅ETF」「銀ETF」「ウランETF」
これらは株式ではないが、銅、銀、ウランは有望。価格の変動がほぼ需給だけで決まるので、わかりやすいのもいい。銅、銀、ウランは「グリーン革命」で需要は右肩上がりだが、優良鉱山の減少や環境規制などで供給不足に陥りつつある。

・米アマゾン
ECやAI、クラウドだけでなく、革新的な店舗運営システムや物流システム、デジタルコンテンツ販売でもまだまだ伸びそう。「グローバルサウス」の成長も期待できる(7/5日経)。身近な存在でわかりやすいのもいい。

・独SAP
大企業向けのERPを提供する会社。生成AI導入により、クラウドERP事業の成長はもちろんのこと、ビジネス系ソフトウェアのシェア拡大も期待できる。


・米セールスフォース
企業向けソフトウェア世界2位。AIの活用により今後も順調に伸びていきそう。

・仏エアバス
競合の米ボーイングが”墜落”しそう。ボーイングの受注残は高水準にはあるが(9/21ヴェリタス)、機体自体の問題が多く、”道化たちが設計した飛行機”のため(2020/1/11AFP)、この問題は簡単には解決しそうにない。そのような状況で、大規模なストが起きており、財務の悪化が続いている(9/14日経9/15日経)。ボーイング社が消えることはなさそうだが、いったんは破綻しそう。

・瑞Spotify
音楽配信市場はレッドオーシャンで差異化を図りづらそうにみえるが、音楽配信ソフトをいろいろ使ってみると、Spotifyは差異化ができていて、一強になりそうだと思った。音楽・音声配信市場は巨大なのでまだまだ成長しそう。

・メルカドリブレ
ナスダックに上場している南米最大のeコマース企業。ビジネスモデルはAmazonのマーケットプレイスに近い。もう一つ手がける事業がフィンテック事業。南米は欧米などと異なり、銀行口座やクレジットカードを保有してない利用者が多い。ラテンアメリカ市場ではオンラインで販売した際に支払処理をどのように行うかが大きな問題となっている。メルカドリブレはそれぞれの国情に併せてQRコードなどを活用した様々な決済サービスを提供している。ラテンアメリカはインターネットの普及自体が遅れているため先進国と比べて出遅れ感があり、その分成長余地が残されている。問題はカントリーリスクになる。サービスを提供している18カ国のうち、アルゼンチン、ベネズエラ、ニカラグアのリスク評価は最低ランクで、最大の売上を稼ぐブラジルも下から3番目の評価になる。ビジネス自体は順調であっても為替レートが大幅に低下すればドル建ての業績は悪化してしまう。

・UBS ETF スイス株 (MSCIスイス20/35)
スイスフラン建てのETF。日本と米国は財政難で今後通貨が弱くなっていく可能性が高い。スイスの財政は健全なので通貨の価値が相対的に高くなっていきそう。このETFにはネスレやロシュなど優良グローバル企業で構成されているので、世界成長も取り込める。

・SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド 手数料0.23%
三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式 手数料0.05%
三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)手数料0.09%
つみたてNISAで使えそうな投信。インベスコQQQは手数料が他よりも少し高いが、成長力を加味すれば大した問題ではなさそう。つみたてNISAは米株が暴落したときに始める予定。

・マニーやナカニシ
医療機器で世界的に高い競争力がある。海外売上高比率が8割を超えているので円安耐性がある。

・リクルート
子会社米Indeedの成長期待が高い。ビジネスモデルが強く、これも円安耐性がある。


・エムスリー
医療DXの潜在市場は大きい。海外売上高比率が近い将来50%以上になる計画。ただ一部事業領域では競争が激化している。


・エス・エム・エス
介護DXの潜在市場も大きい。ただ稼ぎ頭の医療系求人プラットフォーム事業では競争激化の兆しがある。

・国内の再生エネルギー関連株
日本はエネルギー自給率が13%程度であり、今後は円安基調になるので、エネルギーの自給率を上げていく必要がある。今後は化石燃料を使わない国内のエネルギー産業が急成長していく可能性が高い。国の大規模なバックアップも期待できる。

・メック
電子基板の表面処理剤を製造する会社。CPUに使う半導体パッケージ基板用の高機能品は世界シェアほぼ100%。研究開発投資に積極的で価格競争力は強く、営業利益率は20%を超える。近年注力しているのが高周波の電気信号のロスを抑える技術。5Gや次世代自動車向けの需要拡大が期待できる。

・大阪有機化学工業
半導体の回路を描くための「フォトレジスト(感光材)」向け材料の世界大手。高機能フォトレジスト用のアクリル酸エステルで世界首位。試作段階で1キログラムから請け負うほど多品種少量の生産体制を敷く。近年、開発にリソースを投じるのがEUV(極端紫外線)露光装置向け。回路線幅2ナノ用の半導体製造に使われるため高い技術力が必要になる。今期の減益予想は市況回復を見越した積極的な設備投資に伴い、減価償却の負担が重くなっているため。24年後半には半導体市況は復調し、中長期では市場拡大が続く見込みで、生産体制を整備して旺盛な需要を取り込んでいく方針。

・アサヒホールディングス
貴金属リサイクルの大手。貴金属の価格は高騰しており、貴金属のリサイクルはメガトレンドになっている。アサヒは全国に回収ルートを持つのが強みで、新工場稼働により業績の拡大が期待できる。インフレ耐性があり、配当が4%を超えるのもいい。

・アレント
ITを使った建設業界向けのコンサルティングやシステム開発を手掛ける。顧客企業と共同でAIなどを駆使した高度なサービスを開発するのが強み。建設業界は他業界に比べてデジタルトランスフォーメーション(DX)が遅れている。職人の高齢化や、残業規制に伴い技術者の人手が足りなくなる「2024年問題」の需要を取り込み、成長につなげる方針。7/20ヴェリタス

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