2019年3月1日金曜日

持ち株チェック

保有比率の高い順に見ていく。

■弁護士ドットコム
基本シナリオ:法律分野をITで変革し最強のプラットフォーマーに
今年は国会でデジタルファースト法案が審議されリーガルテック元年になると言われているが、クラウドサインもそのパラダイムシフトの波に乗って成長してくれればと思う。今後3年の予想売上高成長率は年率30%程度。2019年の予想平均時価総額は売上高の20倍の820億円(株価3800円)。変動率は±30%。

■シンクロフード
基本シナリオ:飲食店の運営をITで変革・サポートし総合プラットフォーマーとして盤石な地位を築く
初の自社株買い実施。少し早いと思ったが自社株を割安と見てのものと思う。ただ今後も自社株買いや配当などの還元策が続くようだと、投資先がないのかと少し問題になってくる。登録ユーザー数は15万人を突破し、着実に”堀”が高まりつつあるのがわかる。今後3年の予想売上高成長率は年率20~25%。2019年の予想平均株価は800円(変動率30%)。
業績に最もインパクトのある求人広告掲載数を記録していく。関東 2558(2484)
関西 813(733)  東海 339(339)  九州 118(108)  北海道・東北 126(108) 総計 3954(3778)
市場独占型の求人プラットフォーマー・インディードの掲載数も記録していく。東京都の飲食店 90647(79166) 大阪府の飲食店 36102(30353)
*( )内は先月

■ペプチドリーム
基本シナリオ:ペプチド創薬で最強のプラットフォーマーに
パイプライン数の伸びが加速気味で、もうじき100本を超えそう。ペプチド薬が新薬市場を席巻する可能性が徐々に高まってきた。今後3年の売上高成長率は年率20%程度。今後2年の予想平均株価は4600円で、予想レンジは3400-5800円。もしくは2019年の株価は売上高の100倍の時価総額7200億円(株価5800円)あたりを軸に推移。

■厳選ジャパン(投資信託)
基本シナリオ:ビッグチェンジ銘柄投資でテンバガー達成
サンバイオショックをまともに食らったのに立ち直りが早い。すでにショック前の基準価額を超えてきている。これが”厳選”銘柄で構成されたポートフォリオの威力なのかもしれない。今年の予想基準価額は11000円(変動率20%)。

■朝日ネット
基本シナリオ:ストックビジネスで地味に成長&株主還元
2/16の日経「日本の光通信速度、先進国23位に転落」 で通信トラフィックの増加に回線容量が追いついてないことがわかった。今後NTTは回線を増強する投資をしていくと思うので、それに伴い朝日ネットがNTTから借りている回線の”定額”使用料も上がっていきそう。朝日ネットは回線使用料を従量制から定額制に切り替えたといっていたが、結局は従量制のときと同じような収益構造になっていくのかもしれない。もしそうなれば今後の利益成長はあまり期待できなくなる。今後3年の予想売上高成長率は年率6%程度でEPS成長率は年率15%程度。2019年のの予想平均株価は550円(変動率15%)。

■日進工具
基本シナリオ:ニッチトップの極細ドリルで市場開拓
特に問題なし。2019年の予想平均株価は2500円(変動率20%)。今後3年の売上高成長率は年率8%。

■アイスタイル
基本シナリオ:利益成長は頭打ち。今後はレッドオーシャン市場で悪戦苦闘
予想通り、決算では「ブランドオフィシャル」の契約数が大幅な未達になったが、今回の決算で一番問題に感じたのは、契約数の未達ではなく、契約数の具体的な数字を出さなかったこと。会社計画よりも大幅に下回っているとはいえ、会社が最も力を入れている事業で、業績の核にもなる数字を出さないのは、とても弱い会社だと思った。かねてからここの社長と副社長はコンサル会社の一社員のようにしか見えなかったが、今回の決算でへたれっぷりが露呈したように思う。今後3年の予想売上高成長率は年率15%程度で予想営業利益成長率は年率0%程度。2019年の予想株価レンジは550円から850円。
ブランドオフィシャルの契約企業数 67(67) *( )内は先月

■パーク24
基本シナリオ:最強のカーシェアプラットフォーマーに。海外駐車場事業の効率化で利益拡大
昨日の決算は予想していたよりも全体的に良い数字だった。「株価コミットメント型有償新株予約権」を発行するIRもあったが、これはストックオプションとは違い、株価下落リスクも考慮したものなので、会社の株価に対する真摯な姿勢が伝わってきて好感が持てた。今後3年の売上高成長率は年率5%で利益成長率は8%程度。2019年の予想平均株価は2500円(変動率20%)。

■コンテック
基本シナリオ:物流テック向け機器で業績拡大
物流業界の人手不足は今後より深刻化していきそうなので、物流業界のデジタル変革は当面続きそう。コンテックは自動倉庫世界シェアトップのダイフクの子会社なので安定成長していけそう。2019年の予想平均株価は1400円(変動率20%)。今後3年の売上高成長率は年率5%で利益成長率は10%程度。

■今後の戦略
アイスタイルはぽつぽつ売却していく。それ以外は5~6月あたりまで静観する予定。

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