2026年7月1日水曜日

ウォッチリスト

 今後は「AI革命」と円安が進みそうなので、海外のAI関連株を中心に見ていく。

・米エヌビディア

現在、「AI革命」の恩恵を最も受けている会社。AI革命はまだ始まったばかりであり、今後も力強い成長が期待できる。ロボット分野でも膨大なチップ需要が見込まれる。一方で、中国企業やGoogleなど、競合の追い上げがリスクとなる。

推論向けAIチップでは競争が激化しているものの、エヌビディアのシェアは拡大を続けており、学習用のハイエンド領域でも依然としてエヌビディアが優位性を維持している(6/15インフォ)。ただし、GoogleはAI基盤技術への理解が深く、最先端モデルや将来的には量子コンピューターを設計に活用できるため、中長期では追い抜かれる可能性がある。

もっとも、エヌビディアはTPUなど他社製AIチップにも対応可能なサーバーラックの開発を進めており、ネットワークや接続技術を含めた「AIインフラ全体」で主導権を維持する戦略を取っているので、「盟主」として生き残れそうではある。

短期的な最大の注目点はOpenAIの動向になる。競争力を維持できれば問題ないが、アンソロピックやGoogleの追い上げは激しく、一部領域ではすでに追い越されている。OpenAIはエヌビディアの大口顧客なので、ここがコケれば、エヌビディアも無傷では済まされない。

長期的なもう一つの注目点は、ソフト基盤「CUDA」の持続性になる。Googleとメタは、GPU向けの開発環境であるPyTorchをそのままTPU上で動かす仕組みを開発しており、CUDA依存が揺らぐ可能性が出てきている。さらにアンソロピックなどでは、プログラムを機械語へ翻訳するコンパイラーをAIが自動生成する動きも進みつつある。こうした変化は、AIそのものが「CUDAの城壁」を内側から崩すリスクを孕んでいる。


ファンCEOは「AIが仕事を減らすというのは完全な誤り」とし、エージェントAIの実用化によって仕事はむしろ増えると主張している。しかし、これはソフトウェアエンジニアの開発データを根拠にしたものであり、あくまで「AIを使いこなせる層」の話に近い。社会全体への影響を考えると、都合のよい部分だけを切り取ったポジショントークにも見える。6/1日経

さらにSaaSについても、AIがツールとして多くのソフトウェアを使うようになるため、ソフト企業にとって「素晴らしい時代になる」と主張している。6/2日経

しかし、これもかなり楽観的な見方に思える。順を追って考えれば、エージェントAIは既存のソフトウェア企業を破壊する可能性が高い。ファンCEOの発言は、AIの社会的影響よりも、目先の自社利益を優先しているようにも見える。AI時代において、こうした姿勢にはやや危うさを感じる。


・米OpenAI(非上場)

ChatGPTの競争力は低下していくと見ていたが、実際には予想に反して性能向上が続いている。先日は、東大理三の入試において、GoogleやAnthropicを抑え、「首席」の成績で合格ラインを突破した。4/27日経

実際に使っていても、能力が着実に高まっていることはわかる。

最大の問題は、計算コストの高さになる。OpenAIはGoogleのデータセンターを使っていないため、モデルのトレーニングコストがAnthropicの約4倍かかるとされる。推論コストについても、Midjourneyの事例を参考にすると、少なくとも3倍程度はかかる可能性がある。5/26インフォ

競合のAnthropicは黒字化が視野に入りつつある一方で、OpenAIは依然として高コスト体質から抜け出せていない。2026年第1四半期の売上高は57億ドルと、前年同期比で約3倍に急伸しているが、現金支出も37億ドルまで膨らみ、売上高の半分を大きく上回る水準に達している。6/16インフォ

OpenAIも近い将来に上場する可能性が高まっているが、このコスト構造がディスカウント要因になる可能性がある。同社のCFOは、組織体制がまだ十分に整っていないことに加え、今後5年間で6000億ドル、約90兆円に達するサーバー投資のリスクを踏まえ、早期上場に強い懸念を示している。4/5インフォ4/9日経

6/26日経によると、上場時期は年内から2027年以降に延期される可能性が出てきた。理由としては、株式市場の不安定さに加え、1兆ドル、約161兆円という時価総額目標の達成が不透明になっていることが挙げられている。

しかし、スペースXは似たような時価総額目標を達成しているため、市場環境だけが延期の理由とは考えにくい。表向きは市場環境の悪化が理由とされているが、本質的には、巨額のサーバー投資を必要とする高コスト体質こそが、上場延期の真の背景になっている可能性がある。


マイクロソフトは、OpenAIとの独占契約を見直した。OpenAIのAI製品をAzure以外のクラウドでも販売できるようにするためであり、マイクロソフトとしては、独占にこだわって関係をこじらせるよりも、条件を整理したうえで協力関係を続ける方が得策と判断したと考えられる。

今回の見直しにより、マイクロソフトがAzure経由でOpenAIモデルを販売した際に、その収益の20%をOpenAIへ還元する契約は終了する。一方で、OpenAIがマイクロソフトに総売上の20%を分配する契約は、2030年まで継続される。また、OpenAIがAGIを達成した時点でマイクロソフトの権利が消滅するという不確実性もなくなり、2030年、2032年という明確な期限に置き換えられた。

構図としては、マイクロソフトが独占という「質」を手放す代わりに、OpenAIの事業拡大という「量」の恩恵を取りにいった形になる。OpenAIが他クラウド上で成長しても、その果実の20%はマイクロソフトに入るため、独占を失ったように見えて、実際にはOpenAIの成長をより広く取り込める契約へと組み替えたといえる。

さらに、マイクロソフトはOpenAIへの27%の株式保有を維持しつつ、AnthropicのClaudeなど、他社モデルもAzure経由で販売できる自由を得た。総じて見ると、今回の契約見直しは、マイクロソフトにとって有利に働く可能性が高い。4/27インフォ4/27インフォ4/28日経4/28日経


OpenAIはChatGPTの主力プランを月20ドルから8ドルの「ChatGPT Go」へシフトした。これに伴い、有料ユーザーのARPUは23ドルから12ドル未満に低下する見通しで、課金モデルから広告ベースモデルへの転換が進んでいる。

OpenAIは、広告収益を2026年の24億ドルから2030年には1020億ドルまで急成長させると見込んでいる。しかし、広告大手WPPの予測では、2030年時点の「AI関連の検索・チャットボット広告市場」全体の規模は約1010億ドルにとどまる。市場全体に匹敵する収益をOpenAIが単独で稼ぐという見通しは、実現が極めて困難だと指摘されている。6/21インフォ


OpenAIは、CerebrasやAMD、CoreWeaveなどのAIインフラ企業に対し、将来の大規模な製品・サービス購入を約束する見返りとして、相手企業の株式を割安、あるいは実質的に無償で取得している。

これは通常の投資とは異なる。OpenAIは多額の現金を投じるのではなく、「大口顧客になること」自体を対価にしている。相手企業にとっては、OpenAIを主要顧客として抱えることで信用力が高まり、IPOや資金調達を有利に進めやすくなる。

一方のOpenAIは、AIモデル開発企業にとどまらず、自社の圧倒的な需要を武器に、半導体やAIクラウド企業の有力株主へと変貌しつつある。

ただし、この構図には大きなリスクもある。これらの企業の一部には、サム・アルトマンCEOが個人的にも出資しているとされるため、「OpenAIの発注がアルトマン氏の出資先に誘導されているのではないか」という利益相反の疑念が強まっている。こうした懸念を受け、米議会や規制当局も本格的な調査に乗り出している。

つまりOpenAIは、巨大な購買力を使ってAIインフラ企業への影響力を急速に高めている一方で、その不透明な取引構造が新たなガバナンス上の火種になっている。5/12インフォ5/12インフォ


・米アンソロピック(非上場)

エンジニアから高い支持を集めるAI企業。AIの安全性を最優先する姿勢を掲げながら、ソフトウェア性能でも高い評価を得ている。

AI開発では、性能競争だけでなく、安全性や信頼性をいかに担保するかが重要になる。その意味で、理念と実力を兼ね備えたアンソロピックのような企業こそ、最終的に生き残る可能性が高いのではないかと思う。


アンソロピックのAIモデル利用料は、2026年1〜3月に前期比80倍のペースで増加しており、この成長ペースが続けば、年間売上高も前年比80倍に達する見込みとされる。収益規模では、すでにOpenAIを上回ったとも言われている。4/7インフォ5/7日経

一方で、同社は深刻な計算資源不足にも直面している。需要は急拡大しているものの、それを支えるGPUやデータセンター能力が十分に確保できなければ、現在の成長速度を維持できる保証はない。6/15インフォ

とはいえ、足元ではGoogleやAmazon、スペースXと大型のコンピュート供給契約を締結しており、当面はなんとかなりそうでもある。さらに、データセンターの自社構築やインフラの内製化も進めており、中長期的には計算資源を自前で確保する方向に舵を切っている。4/24インフォ5/29日経

注目すべきは、OpenAIとは対照的に、2026年第2四半期に初の営業黒字化を見込んでいる点になる。営業利益は5億5900万ドルに達する見通しとされる。背景には、法人向け需要への特化と、コスト効率の高いデータセンター契約がある。5/20日経5/24ビジネスジャーナル


アンソロピックは、AIを活用したバイオテクノロジー企業Coefficient Bioを約600億円で買収した。Coefficient Bioは従業員10名未満の小規模な新興企業だが、CEOのAris Theologis氏はEvozyneの元幹部、CTOのNathan Frey氏は元ジェネンテック研究員であり、業界経験が豊富な少数精鋭のチームで構成されている。

AI時代には、「社長1人、社員10人、AI100体」のような組織形態が標準になるともいわれている。その意味では、従業員数の少なさは必ずしも弱点ではない。むしろ、AIを活用して少人数で高い研究開発力を発揮できるのであれば、固定費の低さが競争優位につながる可能性もある。

なお、CEOが以前在籍していたEvozyneは、AIを用いて新たなタンパク質や酵素を設計・開発する米国のバイオテクノロジー系スタートアップになる。

さらにその後、大手製薬会社ノバルティスのCEOもアンソロピックの取締役に就任した。同氏は、35件以上の新薬承認を主導してきた医師・科学者であり、ライフサイエンスという高度に規制された複雑な業界で、テクノロジーを安全に大規模展開してきた実績を持つ。

同社はライフサイエンスやヘルスケア分野を、AIの社会実装における最重要領域の一つと位置づけており、今回の買収や人材獲得により、AIによる「富の創出」領域へも本格的に踏み込み始めたように見える。4/2インフォ4/14インフォ


アンソロピックは、デザイン領域にも参入し始めている。AIモデル「Opus」は、言葉による指示だけで、プロ級のウェブサイト、ランディングページ、プレゼン資料などを自動生成できるという。4/14インフォ

さらに、人材管理領域への展開も見え始めている。大手人事ソフト企業WorkdayのCTOがアンソロピックへ移籍したほか、同社は最近、採用・研修・昇進などを管理する独自の人事関連プロダクトの開発に向け、エンジニアリング・マネージャーを募集している。4/8インフォ


4月に新型AI「Claude Mythos」が発表された。Mythosは、従来の手法では発見が難しかった数千件規模の未知の脆弱性、いわゆるゼロデイを特定できるという。開発元すら把握していない弱点を瞬時に暴く能力は、サイバーセキュリティの前提そのものを揺るがしかねない。

この危険性を踏まえ、提供は制限下に置かれ、防御用途での活用が優先されている。高性能AIモデルは、能力が高まるほど悪用リスクも大きくなるため、今後は一般公開が難しくなっていく可能性がある。4/9日経4/12日経

また、この種のAI技術が敵対勢力に流出すれば、その影響は「核兵器の登場に匹敵する転換点」になり得るとも指摘されている。

こうしたリスクを背景に、米国ではAI企業に対する政府関与が強まりつつある。トランプ政権下では、AI企業の「準国有化」ともいえる動きが出始めており、国防総省はアンソロピックを安全保障上の重要企業として位置づけている。

なお、ココタイロ氏らによる未来予測「AI 2027」でも、2027年までに米政府がAI企業を監督下に置くシナリオが描かれている。現実の動きも、その予測に近づきつつあるように見える。4/15日経


アンソロピックやOpenAIでは、安全性を専門とする研究者の退職が相次いでいる。背景には、AI開発競争が激化する中で、「安全性」や「倫理」が形骸化しつつあるという無力感がある。

アンソロピック元社員のムリナンク・シャルマ氏は、「世界は危機に陥っている」と述べ、Mythosが悪用されれば破滅的な結果を招きかねないと警告している。

安全対策が後手に回るのは、先ほどGoogleのところでも触れた構造的な問題でもある。“勝者総取り”の競争環境では、自社だけがブレーキを踏めば脱落する。その恐怖が、各社に安全対策よりも開発スピードを優先させている。

その結果、「豊かな未来」というAIのビジョンとは裏腹に、暴走を止める国際的なルールは未整備のままになりやすい。AIを「より良く、安全に」しようとしてきた理想主義者たちが、商業的・地政学的なパワーゲームに敗れ、現場を離れ始めている。

技術の最前線にいた当事者たちが、自ら生み出したもののリスクに耐えきれず退職しているという事実は、AI開発が極めて深刻な局面に入りつつあることを示している。これはつまり、人類が制御しきれないほど強力な技術が、十分なブレーキなしに世に放たれようとしているということでもある。4/17日経



AI開発の急速な進化を受け、開発を主導する米新興企業の間でも、開発ペースの減速や政府による規制強化を求める声が出始めている。

アンソロピックは、AI開発の「一時停止」や「減速」が有効な選択肢になり得ると提言した。背景には、人間が制御できない形でAIが自ら能力を高めていく「自己改良」への警戒がある。同社は、開発競争をただ加速させるのではなく、国際協調のもとで、あえてブレーキをかける必要性を強調している。AI開発は、「速さ」を競う段階から、政府の監視下で安全性と社会的受容を確保する段階へ移りつつある。

米国では、AIによる雇用への影響、とりわけ若年層の失業率上昇への懸念や、サイバー攻撃への悪用リスクを背景に、AIに対する警戒感も広がっている。同社は年内のIPOを視野に入れており、こうした提言には、社会不安を和らげ、ガバナンスを重視する姿勢を示す狙いもあると見られる。

とはいえ、AI企業のトップ自らが開発の減速を訴えている事実は、技術の発展スピードがすでに人間の予測や制御の範囲を脅かしかねない段階に入りつつあることを示している。6/5日経

一方で、アンソロピックの姿勢にはやや矛盾も見える。同社は「自己改良」のリスクを警告し、開発の一時停止や減速の必要性を訴える一方、政府の要請で「Mythos」が公開停止になった際には、安全性に問題はないとして反発している。つまり、一般論としてはAIの危険性を強調しながら、自社の具体的なモデルについては安全性を主張していることになる。

もちろん、これは「長期的な構造リスク」と「個別モデルの安全性評価」を分けて考えているとも解釈できる。ただ、外部から見ると、規制強化を求める姿勢と、自社モデルへの規制には反発する姿勢が同居しており、やや都合のよい主張に映る面もある。6/16インフォ



アンソロピックは、同社の研究機関Anthropic Instituteによる論考「When AI builds itself(AIが自らを作るとき)」を公開した。AIが自らAIを改良する「再帰的自己改善」が現実味を帯びるなか、現在のAIの能力、今後想定されるシナリオ、そして国際的な開発規制の必要性について論じている。

まず現状について、同論考は、AIが「与えられた目標に沿ってコードを書き、実験を遂行する」能力では、すでに極めて高い水準にあると指摘する。エンジニアリングや実験実行の領域で、Claudeは人間に匹敵し、場合によっては凌駕しつつある。

一方、「どの課題に取り組むべきか」「どの目標を設定すべきか」といった研究の方向づけや大局的判断では、依然として人間が優位にあるという。つまり現在のAIは、実行力では非常に強い半面、研究テーマを選び、重要な問いを見極める能力にはまだ限界がある。この点こそが、現在のAIと「完全に自律した自己改善システム」との最大のギャップになる。ただし、こうした研究判断の能力にも改善の兆しが見られるとしている。

同論考では、今後のAI開発について大きく3つのシナリオを示している。

1.技術の停滞
データの限界や、エネルギー・半導体といった物理的サプライチェーンのボトルネックによって、AIの成長が鈍化する可能性がある。ただしアンソロピックは、このシナリオの可能性を低く見ている。仮に進歩が鈍化しても、既存AIの能力は社会全体に広く普及していくと考えている。

2.組織の劇的な効率化
人間が研究や事業の方向性を決め、AIが実行を担うことで、生産性が極限まで高まる。たとえば、100人規模の組織が1万人以上に相当する成果を出せるようになる可能性がある。

一方で、このシナリオにはリスクもある。AIによる監視社会化や世論誘導への悪用に加え、人間のコードレビューや意思決定が開発全体のボトルネックになる可能性がある。いわゆる「アムダールの法則」の問題で、AIがどれほど高速に大量のコードを書いても、最後に人間が確認する工程が遅ければ、全体のスピードは人間の処理能力に引っ張られてしまう。

アンソロピックは、この「人間が方向性を決め、AIが実行を担う」形で複利的な効率向上が続くシナリオを、最も可能性が高いものと見ている。

3.完全な再帰的自己改善の達成
AIが人間の手を借りずに、自分自身より優れた次世代AIを自律的に設計・開発できるようになる。この段階に至れば、人間の労働は競争力を失う一方、科学研究や医療の進歩は劇的に加速する可能性がある。

しかし、これは同時に最も危険なシナリオでもある。AIが自律的に後継機を作り始めれば、人間がその開発速度や方向性を制御できなくなる恐れがある。いわゆるアライメント問題が破綻すれば、人類がAIを制御できなくなるという致命的なリスクをはらむ。


最後に同論考は、技術の進歩に社会制度や安全性研究を追いつかせるため、最先端AI開発を一時的に減速または停止できる選択肢が世界的に必要だと提言している。

ただし、1社だけが開発を止めても意味はない。他国や不誠実なアクターが開発を続ければ、慎重な企業だけが競争から脱落することになる。そのため、開発停止や減速を実効性のあるものにするには、「他者が本当に停止しているか」を検証できる国際的な査察・検証体制が不可欠になる。

アンソロピックは、検証可能な国際協調がなければ、結果として最も慎重でないプレイヤーを利するだけになると警告する。同社は今後数カ月のうちに、政策立案者、研究者、市民社会、他のAI企業を交えた議論の場を設け、再帰的自己改善のリスクや国際的な協調メカニズムについて具体的な解決策を模索していく方針としている。


・ギフト・ホールディングス(日本)

食事どきになると「豚山」にはいつも行列ができており、以前から気にはなっていた。ただ、ラーメン店は競争が激しく、業態としてはあまり関心を持てずにいた。

しかし先日、「元祖油堂」の油そばを食べたところ、新鮮味と満足感があり、同社への興味が増した。単なるラーメンチェーンではなく、ブランドごとに特徴を出しながら、しっかり顧客をつかんでいる印象を受けた。

決算資料を読んでみると、経営手法にも独自性があり、なかなか面白そうな会社だと感じた。出店力やブランド展開の巧さには一定の強みがありそうで、今後も成長余地はあるように見える。

一方で、現時点では株価チャートがやや微妙。また、夏場はラーメン店にとって閑散期になりやすく、さらにゴールドマンが空売りを積み上げている点も気になる。しばらく様子を見ることにした。

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