2018年9月7日金曜日

持ち株チェック

保有比率の高い順に見ていく。

■弁護士ドットコム
基本シナリオ:法律分野をITで変革し最強のプラットフォーマーに
クラウドサインは競合にインフォマートが現れて不透明感がでてきた。ただここのスタッフは極めて優秀そうなので杞憂に終わりそうでもある。株価はクラウドサインの契約数激増を好感して最高値を更新したが、バブりはじめた感じもある。今後3年の売上高成長率は年率30%程度。今年の予想平均株価は不明。もしも株価が4500円(時価総額1000億円)を越えたらさらに売却していく予定。

■シンクロフード
基本シナリオ:飲食店の運営をITで変革・サポートし総合プラットフォーマーとして盤石な地位を築く
シンクロフードが市場を独占できないことはわかったが、筋肉質な経営で着実に成長していってほしい。チャートは25日線と75日線でゴールデンクロスを形成しそうだが、株価の上に一目均衡表(週足)の雲があるので上値は重そう。今後3年の予想売上高成長率は年率30%程度。今年の予想平均株価は1000円(変動率±35%)。
業績に最もインパクトのある求人広告掲載数を記録していく。関東 2238(2179)  関西 611(611)  東海 337(302)  九州 111(135)  北海道・東北 183(195) 総計 3480(3422)
*( )内は先月の数
市場独占型の求人プラットフォーマー・インディードの掲載数も記録していく。東京都の飲食店 75284 大阪府の飲食店 27758

■ペプチドリーム
基本シナリオ:ペプチド創薬で最強のプラットフォーマーに
臨床試験でフェーズ2以降に進んでいるものはまだ1本もないので、業績の伸びはしばらく穏やかなものになりそう。ただ研究の進捗は概ね順調なようなので大きな問題はない。今後3年の売上高成長率は年率30%程度。今年の予想平均株価は4600円(変動率±35%)。

■朝日ネット
基本シナリオ:ストックビジネスで地味に成長&株主還元
EPS的に上場来高値突破は来期以降になりそうだが、業績とチャートが底堅く、配当がそこそこあるのがよい。8月に発表されたファイバーゲートとの業務提携は、今後地味に効いてきそう。今後3年の予想売上高成長率は年率6%程度でEPS成長率は15%程度。今年の予想平均株価は550円(変動率±15%)。

■厳選ジャパン(投資信託)
基本シナリオ:ビッグチェンジ銘柄投資でテンバガー達成
この投信を保有してから、短中期的には「プロでもけっこう外す」という当たり前のことに気づいた。ただ基準価額は最高値を突破してきたので長期的な視点は健在のよう。今年の予想基準価額上昇率は30%程度で予想平均価額14000円(変動率±30%)。

■日経レバETF
基本シナリオ:ファンダメンタルズ的にもテクニカル的にも中期的に上昇
企業業績は上振れ気味であり、日銀のバックアップもあるので下値不安は小さい。ただ短期的には貿易摩擦などの不透明感があるので上がりにくそう。チャートは三角保ち合いを形成しているが、出来高(パワー)不足で23000円の壁はしばらく越えにくそう。日経平均の今後1年の予想平均株価は25000円(変動率±15%)。

■パーク24
基本シナリオ:最強のカーシェアプラットフォーマーに。海外駐車場事業の効率化で利益拡大。
第3四半期決算で日本事業が順調なことは確認できたが、海外事業の赤字は印象が悪い。海外事業は日本で培ったノウハウを導入して改善を図っているようだが、のれん代の償却などもあり、黒字化まではしばらくかかりそう。チャートは決算後に長い上ひげをつけたので、上値は重そう。今後3年の売上高成長率は5%で利益成長率は10%程度。今年の予想平均株価は3200円(変動率20%)。

■FXでドル買い
基本シナリオ:中期ではドル高、長期では円高
円高、ドル高の要因を列記し、各々の中期的なインパクトを★で表していく。
<円高要因>
・日本よりも米国のほうがインフレ率が慢性的に高いので購買力平価は円高傾向。★★
・米国の保護貿易政策により米国のインフレが加速。
・日本の経常収支は黒字が続いている。★★★
・日本企業による海外企業の巨額買収により経常黒字がさらに拡大する。★
・米国の財政赤字拡大により米国の経常収支がさらに悪化。★
・米国は完全雇用下における保護貿易政策により貿易赤字が拡大する。★
 *完全雇用下では米国内で生産を増やすことができず、輸入するしかない。
・日本は対外純資産を世界で最も保有している。
・日銀の金融緩和が限界に近づきつつある。★
・トランプさんの口先介入。
・米国景気の減速と利上げの鈍化。
・世界が景気後退期に入る。
・貿易戦争や新興国不安によるリスクオフ。★★
・金融危機や戦争、大災害によるリスクオフ。
<ドル高要因>
・日本より米国のほうが経済に勢いがある。★★★
・米国の金融政策は引き締め傾向で金利が高い。★★★
・米国のリパトリ減税により米国にドルが環流している。★★★
・米国の保護主義により米国の貿易赤字が減少するという思惑が生じる。★
・日本企業による海外企業の巨額買収。★★★
・不透明感が払拭された後のリスクオン。
→短期的には貿易戦争などのリスクオフにより円高圧力が強くなることもありそうだが、中期的には円高要因の★が11個、ドル高要因の★が13個でドル高圧力が強そう。

■コンテック
基本シナリオ:ダイフクとファナック向けのエッジコンピューティング機器で業績拡大
第一四半期決算の売上高成長率は前期比0%で物足りなさはあるが、自動化投資は拡大していきそうなので、とりあえずしばらく様子見。今後3年の売上高成長率は5%で利益成長率は10%程度。今年の予想平均株価は2400円(変動率20%)。

■今後の戦略
売り込まれた優良株があれば買っていく。

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