2018年10月5日金曜日

持ち株チェック

保有比率の高い順に見ていく。

■弁護士ドットコム
基本シナリオ:法律分野をITで変革し最強のプラットフォーマーに
電子契約事業のクラウドサインはクラウドソーシング最大手のランサーズと業務提携し順風満帆な様子。しかしチャートは最高値圏で十字線+首吊り線+連続陰線が出たのでいよいよ天井を打ったようにみえる。今後3年の売上高成長率は年率30%程度。今年の予想平均株価は不明。
<3ヶ月チャート>

■シンクロフード
基本シナリオ:飲食店の運営をITで変革・サポートし総合プラットフォーマーとして盤石な地位を築く
飲食店ドットコムへの登録人数は順調に増えており新規事業も立ち上げているようだが、収益の柱となる求人広告では地方の伸びが弱い。地方では価格優位性があまりないのかもしれない。競合のインディードはわずか1ヶ月で掲載数が10%以上伸びている。シンクロはやはり厳しいかもしれない。チャートは一目均衡表の雲の下にぴったりはりついているのが面白い。次の決算が順当なら日足の雲は抜けそう。今後3年の予想売上高成長率は年率30%程度。今年の予想平均株価は1000円(変動率±35%)。
業績に最もインパクトのある求人広告掲載数を記録していく。関東 2339(2239)  関西 685(611)  東海 307(337)  九州 107(111)  北海道・東北 144(183) 総計 3582(3480)
市場独占型の求人プラットフォーマー・インディードの掲載数も記録していく。東京都の飲食店 96498(75284) 大阪府の飲食店 33185(27758)
*( )内は先月の数
<1年チャート>

■ペプチドリーム
基本シナリオ:ペプチド創薬で最強のプラットフォーマーに
株主総会では取締役を退任した菅教授が登場し、「ペプドリを見捨てることは絶対にない」と言っていたようなので一安心。ただ業績のほうはしばらく横ばいが続きそうなので、株価はボックス圏で推移しそう。今後3年の売上高成長率は年率20%程度。今年の予想平均株価は4600円で、予想レンジは3400-5800円。

■アイスタイル
基本シナリオ:美容分野をITで変革し最強のプラットフォーマーに
新規事業の不透明感は強く、経営陣についても気になるところがあるが、全体的な事業環境はそれほど悪くない。今後3年の売上高成長率は20%。今年の予想平均株価は1300円(変動率±30%)。

■厳選ジャパン(投資信託)
基本シナリオ:ビッグチェンジ銘柄投資でテンバガー達成
基準価額は上げ相場に乗って上昇しはじめた。やはりプロはここらへんがうまい。今年の予想基準価額上昇率は30%程度で予想平均価額14000円(変動率±30%)。

■朝日ネット
基本シナリオ:ストックビジネスで地味に成長&株主還元
特に問題はないが、相変わらず地味。サプライズがない限りは500-550円のレンジで推移しそう。今後3年の予想売上高成長率は年率6%程度でEPS成長率は15%程度。今年の予想平均株価は550円(変動率±15%)。

■日経レバETF
基本シナリオ:ファンダメンタルズ的にもテクニカル的にも中期的に上昇
上がるタイミングが思ったよりも少し早かったが、出来高を付けて23000円の“壁”を突破したので上値は軽そう。日経平均の今後1年の予想平均株価は25000円(変動率±15%)。

■日進工具
基本シナリオ:ニッチトップの極細ドリルで市場開拓
ここはニッチトップの医療用針で成功したマニーのようになることを期待。今後3年の売上高成長率は10%。今年の予想平均株価は3600円(変動率20%)。

■パーク24
基本シナリオ:最強のカーシェアプラットフォーマーに。海外駐車場事業の効率化で利益拡大。
海外事業の黒字化はしばらく先になりそうだが、それ以外は順調なので特に問題なし。今後3年の売上高成長率は5%で利益成長率は10%程度。今年の予想平均株価は3200円(変動率20%)。

■FXでドル買い(レバ10倍)
基本シナリオ:中期ではドル高、長期では円高
円高、ドル高の要因を列記し、各々の中期的なインパクトを★で表していく。
<円高要因>
・日本よりも米国のほうがインフレ率が慢性的に高いので購買力平価は円高傾向。★★★
・米国の保護貿易政策により米国のインフレが加速。
・日本の経常収支は黒字が続いている。★★
・日本企業による海外企業の巨額買収により経常黒字がさらに拡大する。★
・米国の財政赤字の拡大。★
・米国は完全雇用下における保護貿易政策により貿易赤字が拡大する。★★
 *完全雇用下では米国内で生産を増やすことができず、輸入するしかない。
・日本は対外純資産を世界で最も保有している。
・日銀の金融緩和が限界に近づきつつある。★
・海外で金融緩和が進む。
・トランプ大統領の口先介入。
・米国景気の減速と利上げの鈍化。
・世界が景気後退期に入る。
・貿易戦争や新興国不安によるリスクオフ。★
・金融危機や戦争、大災害によるリスクオフ。

<ドル高要因>
・日本より米国のほうが経済に勢いがある。★★★
・米国の金融政策は引き締め傾向で金利が高い。★★★
・米国のリパトリ減税により米国にドルが環流している。★★
・米国の保護主義により米国の貿易赤字が減少するという思惑が生じる。★
・日本企業による海外企業の巨額買収。★★
・原油高による日本の経常収支の悪化。★
・不透明感が払拭された後のリスクオン。★★
・月100兆円を超える米国債の発行にはドル高が有利。★
→円高要因の★が11個、ドル高要因の★が15個でドル高圧力が強そう。

■コンテック
基本シナリオ:ダイフクとファナック向けのエッジコンピューティング機器で業績拡大
半導体関連は下振れしそうだが、自動化関連は順調に拡大していきそう。今後3年の売上高成長率は5%で利益成長率は10%程度。今年の予想平均株価は2400円(変動率20%)。

■今後の戦略
割安感の出た優良株があれば買っていく。

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