2018年10月5日金曜日

長期計画チェック

「平時にじっくり考えて決めておいたことは、後悔する判断にはなりにくい」いわれているので、今のうちから長期的な計画を考えていく。

現時点の予想では2020年頃に景気後退期に入るとみている。ただ今回の景気拡大期は低成長・低金利の中で浅く長いものだったので、景気後退期も浅く長いものになりそう。

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景気後退のメインシナリオ:2020年ごろに中国の経済成長が下振れし中国は債務圧縮局面に入る。中国発の不況が世界に連鎖していく。

ただ今回は景気後退や株価暴落を抑えるいくつかの要因がある。
・中国には財政出動の余地がある。
・借金をして資産を買いまくることでバブルは生じるが、今回先進国ではそのような現象はあまり見られない。
・リーマンショックの記憶がまだ残っているため、皆慎重になっている。
・先進国の金融機関の財務状態は比較的良好なので、先進国では金融危機は起こりにくい。
・現在、第4次産業革命が進行中で、これは今後も長期にわたり続く。
・世界的に金利が低下しているので資金の逃げ場があまりない。株式以上に債券が割高なので、株式に優位性がでやすい。
・世界の株式量は減少しているが、その一方でマネー流通量は増加しているので株式には良好な需給環境が続く。
・日本株に限れば、日銀のサポートがある。サポートラインは多分2万円あたりになる。

以上を総合すると、景気後退や株価の下落はゆっくり進む可能性が高い。
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2019年の半ば頃になったら徐々に株式とドルを売って、米国債を買っていく。

ただしそれよりも前に
・日経平均が3万円
・1ドルが120円
・米長期金利が4%
このいずれかになった場合は、その時点でポートフォリオをシフトしていく。

景気後退期に入り円が80円くらいまで上昇したら、米国債を売って、米国株や日本株、ドルを買っていく。

次の景気の底で仕込みたい株式
・(米)ALPHABET。人工知能や自動運転の本命。
・NASDAQ100ETF。第4次産業革命のETF。
・インド株のETF。インドは2040年まで人口ボーナス期が続く。
・インドネシア株。インドネシアは2030年まで人口ボーナス期が続く。

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