2018年11月2日金曜日

持ち株チェック

保有比率の高い順に見ていく。

■弁護士ドットコム
基本シナリオ:法律分野をITで変革し最強のプラットフォーマーに
電子契約事業のクラウドサインの市場占有率が80%と非常に高いことがわかった。市場占有率が高いほどネットワーク効果が働きやすいので、今後はより有利な展開になりそう。今後3年の売上高成長率は年率30%程度。今年の予想平均時価総額は、売上の20倍程度の620億円(株価2800円)あたり。

■シンクロフード
基本シナリオ:飲食店の運営をITで変革・サポートし総合プラットフォーマーとして盤石な地位を築く
飲食店は人材難や材料高などにより収益率が落ちつつあるので、運営の効率化をサポートするシンクロフードには当面良好な事業環境が続きそう。今後3年の予想売上高成長率は年率30%程度。今年の予想平均株価は1000円(変動率±35%)。
業績に最もインパクトのある求人広告掲載数を記録していく。関東 2344(2339)  関西 688(685)  東海 313(307)  九州 105(107)  北海道・東北 127(144) 総計 3577(3582)
市場独占型の求人プラットフォーマー・インディードの掲載数も記録していく。東京都の飲食店 79902(96498) 大阪府の飲食店 29653(33185)
*( )内は先月の数

■アイスタイル
基本シナリオ:美容分野をITで変革し最強のプラットフォーマーに
ここは買った直後に株価が10%以上下がってしまいとても不愉快な気分にさせられた(笑)。今回のようなチャートパターンでファンダメンタルズに不透明感がある場合は危険だということを覚えておきたい。今日は第1四半期決算だったが、@コスメのビジネスモデルの切り替えがうまくいっているのか確認できなかった。不透明感が払拭されなかったので、株価はしばらく冴えない展開が続きそう。決算資料によると第2四半期以降に5億円かけて@コスメのECに誘導するキャンペーンを行うようだが、値段、品揃えに優位性がないので不発に終わりそう。利益成長はほぼ限界に達しているのかもしれない。今後3年の売上高成長率は20%。今年の予想平均株価は1300円から1200円にダウン。(変動率±30%)。

■ペプチドリーム
基本シナリオ:ペプチド創薬で最強のプラットフォーマーに
特に問題なし。今後3年の売上高成長率は年率20%程度。臨床試験の進捗的に利益が激増するのはしばらく先になりそう。今年の予想平均株価は4600円で、予想レンジは3400-5800円。

■厳選ジャパン(投資信託)
基本シナリオ:ビッグチェンジ銘柄投資でテンバガー達成
特に問題なし。今年の予想基準価額上昇率は30%程度で予想平均価額14000円(変動率±30%)。

■朝日ネット
基本シナリオ:ストックビジネスで地味に成長&株主還元
特に問題なし。今後3年の予想売上高成長率は年率6%程度でEPS成長率は15%程度。今年の予想平均株価は550円(変動率15%)。

■日進工具
基本シナリオ:ニッチトップの極細ドリルで市場開拓
10月31日の第2四半期決算は会社予想よりやや下振れ。今後も貿易戦争により不透明感が続きそうなので、今年の予想平均株価は3300円から3000円にダウン(変動率20%)。今後3年の売上高成長率は8%。

■パーク24
基本シナリオ:最強のカーシェアプラットフォーマーに。海外駐車場事業の効率化で利益拡大
増資リスクを懸念していたが、やはり増資みたいなことをした。自己資本比率の低い会社が積極投資をしていると増資しやすいことが確認できた。ただこれで増資懸念はなくなったので、長期資金が入りやすくなりそう。今後3年の売上高成長率は5%で利益成長率は10%程度。今年の予想平均株価は3200円(変動率20%)。

■コンテック
基本シナリオ:ダイフクとファナック向けのエッジコンピューティング機器で業績拡大
ここも貿易戦争により中期的に設備投資関連は下振れしそうだが、長期的には自動化関連は順調に拡大していきそう。今年の予想平均株価は2400円から2000円にダウン(変動率20%)。今後3年の売上高成長率は5%で利益成長率は10%程度。

■今後の戦略
金利が上昇してきたので成長株投資は終了。今後は日経平均や為替、国債などのマクロ系金融商品をちまちま売買して、市場の仕組みや資金の流れについて考えていく。

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