2019年10月4日金曜日

売買チェック

・日経レバETF。7割売却。損益-3%。
円高トレンドや貿易環境の不透明感、戻り売りなどで、日経平均が22000円以上にはなりにくいと思ったから。ただ米中貿易戦争が一時停戦になりそうで、世界的に金融緩和・財政出動の流れになってきているので、しばらくは高値圏で推移しそう。チャート的にも出来高をつけてゴールデンクロスを形成しているので23000円くらいまでは上がるのかもしれない。

今回、米ドルや日経レバETFなどのマクロ系金融商品を買ってみたが、政治の動向がネックになることがわかった。米中貿易戦争にしても、米国の対応がコロコロ変わるだけでなく、中国の対応もコロコロ変わる。中国は8月まで米農産物の輸入はしないような雰囲気だったが、9月に入り一転、輸入を再開することに決めた。このきっかけはおそらく豚コレラ流行による食品物価の急上昇(9/11日経)あたりになるとは思うが、単にそれだけが理由とも思えない。政治についての広範な知識があればもう少し予測精度は上がるとは思うが、ここら辺はあまり興味のない分野なので、これ以上深入りするのはやめようと思う。

7/14の日経ヴェリタスでヌビーン・アセットマネジメントのボブ・ドール氏が「「長短金利の逆転」「社債スプレッドの拡大」「物価上昇」のうち、2つ以上が該当する場合は景気後退に陥る可能性が高まるが、1つ以下の場合は問題ない。今は1つしか該当せず、市場は退屈な中立状態。バブルの気配はないが、景気後退の予兆もない。下がったら買い、上がったら売るしかない」みたいなことを言っていたが、足下ではその通りの展開になっている。確かに物価上昇(金利上昇)や景気後退(信用収縮)が起きない限りは、お金の逃げ場がないので、市場はボックス圏で推移するしかないように思う。マクロ系金融商品を売買するときは、このくらいざっくりしたスタンスでのぞむのがベストではないかと思った。

・日進工具。全売却。損益-37%。
・コンテック。全売却。損益-36%。
円高トレンドと貿易環境の不透明感で業績が回復するのはしばらく先になると思ったから。

8月に半分売却したが、ほぼ底値で売っていたらしい(笑)。フロー型ビジネスモデルの景気循環株は妥当な株価がわかりにくい。現状はチャートで判断している状況だが、お世辞にも適切な判断ができているとはいえない状態。この点に関しては今後も考察を続けていくが、とりあえずは景気拡大期の終盤にこの手の株は買ってはいけないことがわかった。

0 件のコメント:

コメントを投稿