■1月
・ジモティー、アイパートナーズ、ステムリム 買い増し
マザーズが大きく売り込まれていたから。
しかしこれらを買った後にマザーズは20%超下落してしまった笑。これまでマザーズ市場の分析はしていなかったので、今後はマザーズ市場(現・東証グロース市場)も分析していく。
12月の始めごろは高インフレが続きそうな雰囲気があったので、株式を買うのは当面控えようと思っていたが、12月のひふみアカデミーで代表の藤野さんが「個人的な感覚でいうと一番強気レベルになってきた。相当割安圏にきた。個人でもスポットで勝負しようと思っている。(小型グロース株は)マーケットが反転期を迎えたときに爆騰する」みたいなことを言っており、それに影響されてしまった。今後は自分で立てた仮説に従って売買し、その結果を検証するスタンスに徹していこうと思う。
■2月
・イントラスト 買い増し
コンピュータウイルス「Emotet(エモテット)」感染のIRの後に株価が大きく下げていたから。IRに確認すると深刻な被害にはならなさそうだったので少し買い増しした。しかしその後さらに下落。3/18日経に「国内企業がサイバー被害を開示した後に株価が徐々に低下し、50日後には平均で6.3%落ち込む」とあったので、買うのが少し早かったのかもしれない。
ただ今回の株価下落はそれだけが要因ではなかった可能性もある。来期は家賃保証事業の未収金が増えそうな気配があり(詳細は後述)、それを懸念して下げていた可能性もある。同業のあんしん保証の株価も低下基調なので、こちらの影響の方が大きかったのかもしれない。
・アイ・パートナーズフィナンシャル 全売却 損益-29%
売った理由は4つ。1つ目はアイ・パートナーズが新規顧客開拓のサポートをしていなかったから。または新規顧客を開拓したくてもできないと思ったから。
アイ・パートナーズ所属のIFAは大手金融機関に所属する金融アドバイザーと比べて信用力・資本力が圧倒的に弱いので新規顧客を開拓するのは難しそうだと思った。金融機関から金融アドバイザーとその顧客を吸収するだけのビジネスにはあまり魅力を感じなかった。
2つ目はストック型ビジネスモデルとは言い切れなさそうだったから。業績を見ると収益が着実に積み上がっているようにも見えるが、顧客(主に高齢者)が亡くなったり、IFAが退職したりすると、その分収益が落ち込む。顧客の新規開拓も難しそうなので、収益を着実に積み上げていくのは難しそうだと思った。
3つ目は決算が悪かったから。第3四半期決算発表時に業績と目標IFA数の下方修正をした。今後の相場環境はやや厳しそうなので、業績もしばらく厳しそうだと思った。
4つ目はロボアドバイザーがIFAの代わりになりそうだから。金融テクロジーの進化は著しく、現在ロボアドバイザーは個人にパーソナライズした金融アドバイスをできるようになりつつある。ロボアドバイザーの過去5年の運用成績も悪くないので、今後、資産形成層はロボアドバイザーに流れていきそうだと思った。ヴェリタス2/12、ヴェリタス3/19
・・今回の敗因は2つ。観察期間が短かったことと、機械的な損切りプランを立てていなかったこと。馴染みのないビジネスに投資する場合は半年くらいの観察期間を設けた方がよさそうだと思った。半年の観察期間を経ても見落とす問題はありそうなので、機械的な損切りプランも用意しといた方がよさそうだと思った。
*前回書いた「アイパートナーズ・レポート」の訂正
レポートには「IFA経由の預かり資産の潜在市場は240兆円」と書いているが、72兆円の誤り。決算説明資料に「(米国の)IFA経由の預かり残は資産ベースで40%」とあり、当初これは証券市場全体の中での40%だと思っていたが、実際は金融アドバイザー経由の資産ベースの中の40%とわかった。証券市場全体の中での金融アドバイザー経由の資産規模はおそらく30%くらいになりそうなので、潜在市場は240兆円の30%(72兆円)くらいになりそうだと思った。
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