2020年1月1日水曜日

持ち株チェック

保有比率の高い順に見ていく。

■弁護士ドットコム
基本シナリオ:法律分野をITで変革し最強のプラットフォーマーに
この会社を3年くらいみているが勢いが全く落ちない。人材がパワスルすぎる。こういう会社の”オーナー”になれる株式制度はとてもよいものだと思った。今後3年の予想売上高成長率は年率35%程度。2020年の予想時価総額は1050~1700億円(株価4800~7600円)。2030年の予想時価総額は1兆円。

■シンクロ・フード
基本シナリオ:市場独占型プラットフォーマーではないので利益成長は厳しそう
今期と来期の売上高は中期計画より下振れしそうだが、利益の方はそこそこ堅調に推移しそう。ゆっくりと売却していく。今後3年の予想売上高成長率は年率5~15%。営業利益成長率は年率-5~5%。2020年の予想平均株価は400~600円。

業績に最もインパクトのある求人広告掲載数を記録していく。関東 2168(2057)
関西 694(634)  東海 461(339)  九州 99(100)  北海道・東北 69(92) 総計 3491(3222)
市場独占型の求人プラットフォーマー・インディードの掲載数も記録していく。東京都の飲食店 103391(70287) 大阪府の飲食店 42610(26955)
*( )内は前年同月

■ペプチドリーム
基本シナリオ:ペプチド創薬で最強のプラットフォーマーに
11/27のIRにペプドリが2015年から提携(2018年にライセンス提供)する米メルクが6つのプログラムすべてでヒット化合物を見つけたとあった。これは空売り機関のマディ・ウォーターズがいうような「業界平均以下」のスピードなのだろうか。素人目にはそうは見えないが・・。今後3年の売上高成長率は年率20%程度。2020年の予想時価総額は6000~9000億円(株価4800~7200円)。2030年の予想利益は、売上高成長率が年率20%なら300億円、年率30%なら700億円くらい。2030年の予想時価総額は2兆~5兆円。

■朝日ネット
基本シナリオ:ストックビジネスで地味に成長&株主還元
今後は法人向けが成長の牽引役になりそうだが、やや力強さにかけそうでもある。とりあえず最高益更新モードに入ったので目標株価750円まではのんびり待っていようと思う。今後3年の予想売上高成長率は年率6%程度でEPS成長率は年率15%程度。2020年の予想平均株価は700円(変動率±20%)。

■厳選ジャパン(投資信託)
基本シナリオ:ビッグチェンジ銘柄投資でテンバガー達成
優良銘柄群を調べていたら、思っていた以上に強そうな会社がいつくか見つかった。そろそろ独り立ちできそうになってきたので、頃合いを見てこの投信も売却していこうかと思い始めた。ただこの投信を2年間保有して収益は手数料込みで20%超あり、基本シナリオも崩れてないので、焦らずに考えていく。2020年の予想基準価額は12000円(変動率20%)。

■パーク24
基本シナリオ:最強のカーシェア・プラットフォーマーに。海外の「空港」駐車場事業は効率化しにくいので期待薄。
本決算ではカーシェア事業が好調で会員数は130万人、営業利益率は20%を突破。今期は利益率を25%程度まで伸ばせそうだという。12/1の日経には「18年のシェアリング関連は車市場全体の1%だったが、30年には24%まで増える」みたいなことが書いてあったので、長期的な見通しも悪くない。ただ株価はもうしばらく上がりにくそう。2600~3000円あたりの売り圧力が強く、ここを越えるには海外事業の黒字転換が必用かもしれない。今後3年の売上高成長率は年率5%で利益成長率は8%程度。2020年の予想平均株価は2600円(変動率20%)。2030年の予想利益は現在の2~3倍くらいになりそう。

■eBase
基本シナリオ:最強の商品情報管理プラットフォームに
この会社は以前インフォマートに”ふっかけ”たことがあったので、あまり良い印象がなかったが、調べてみるとかなり手堅い商売をしていることがわかった。手がける事業は商品データを管理するプラットフォームで食品業界ではすでに標準のデータベースプラットフォームになっている。現在は日用雑貨、薬局用医薬品、家電、住宅建材などの領域にも進出しており、そこでも業界標準になりそうな雰囲気がある。今後は商品データとPOSデータを掛け合わせて売れ筋データなどを掘り起こし、それを販売する商売も始めるという。この会社の問題点はストック収益が半分くらいしかないこと。残りの半分はプラットフォームシステムの販売やシステム開発の請負によるものなので、景気後退期には業績が下振れしやすくなる。2030年の予想利益は現在の3~4倍くらいになりそう。チャート上の底値は1000円くらいか。

■マークラインズ
基本シナリオ:最強の自動車情報プラットフォームに
グローバルで企業向けの自動車情報プラットフォームを展開している。マークラインズ曰く競合するサイトは他にないという。現在、自動車の動力源はガソリン、EV、FCV、ハイブリッドなど多様化しており、自動車業界には自動運転やIOTなどで異業種から続々と参入してきているので潜在顧客は拡大している。現在の売上高比率は国内が55%と多いが、海外比率は年々高まってきており、自動車生産の9割は海外で行われているので、今後も海外比率は高まっていくという。この会社の問題点は自動車産業が景気後退の影響を受けやすいこと。景気後退期に入れば投資が止まる可能性が高くなる。それと本当にプラットフォーム(マッチングサイト)なのかという問題もある。マークラインズのサイトはただの情報集約サイトにしか見えなくもない。2030年の予想利益は現在の3~4倍くらいになりそう。チャート上の底値は1800円くらいか。

■今後の計画
2020年は世界経済の持ち直しや世界的な金融緩和・財政出動などで株式市場は穏やかに上昇しそう。ただ世界中で債務が積み上がっており、雇用も締まってきているので力強い景気拡大は期待しにくい。とりあえず今回の上昇局面では売りたい銘柄をポツポツ売っていこうと思う。

日経レバETFは日経平均が24500~25000円になったら売る。
シンクロフードは毎月1割ずつ売却していく。800円になったら全て売却する。
朝日ネットは750円になったら売る。
パーク24は3000円になったら売るかも。
厳選ジャパンは基準価額が13000円、もしくは日経平均が26000円になったら売るかも。
弁護士ドットコム、ペプチドリームは長期で保有する。

1ドルが110円になったらドルを少し売る。
日経平均が26000円になったら日経インバースETFを少し買う。
市場が大幅調整したら有望株を買う。

今後は中長期的に「日本円」が強そうなので、基本的には現金ポジションを増やす方向でいく。

■2019年の損益
+36%。
今年は損切りばかりしていたので大損してるように感じていたが、意外にも前年より増えていた。これは2018年の暮れに市場が暴落していたことも影響しているとは思うが、ポートフォリオの過半を占める弁護士ドットコムの躍進によるところが大きいように思う。去年はこの会社に救われたが今年もまた救われた。

2020年の損益予想は±30%。地合いと弁護士ドットコム次第の展開になりそう。場合によっては大きく資産が落ち込むこともありそうだが、長期目線で冷静に対処していきたい。今年も損益はあまり気にせず知識をつけることに専念していこうと思う。

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