2016年8月5日金曜日

貧すれば鈍する

「貧すれば鈍する」という諺があるが、お金がないからといって頭の働きが鈍くなるわけではないように思う。

しかしお金がないとお金のことを考える時間が膨大になり、本質的な事をする時間が短くなってしまうように思う。例えば一眼レフカメラを買おうとしてお金が足らない場合、もっと安い価格はないかと検索したり、類似商品を検索したり、価格が下がるのを待ったりして膨大な時間を費やしてしまう。このような作業を”楽しむ”という解釈もできるかもしれないが、基本的には非生産的な時間の使い方になる。もし、ここでお金があれば、カメラをすぐに買って楽しむことができる。

このような感じで、お金がないと本質的なことに費やす時間が減り、つまらない(鈍な)人間になりやすいのではないかと思う。

これを同じように、”おもしろい”人とは他の人と違う情報や考えをもっている人のことをいうと思うのだが、その情報や考えは多少高いお金を払って読んだり体験したりして得られることが多いように思う。ネットなどにある無料の情報は誰でもアクセスでき、他の人との差異化が生まれにくい。そのような情報ばかりに触れていると、つまらない人間になりやすいのではないかと思う。雨上がり決死隊の宮迫が「金使わんやつがおもろいわけない」と言っていたがここらへんのことを言っていたように思う。

ある程度の余裕資金は必要だと改めて思った。

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