2018年3月9日金曜日

有望なベンチャーとは

ピーター・ティールはファウンダーズファンドというベンチャーキャピタルも運営しており、彼が投資するベンチャー企業はもちろん将来市場を独占する可能性のある会社になるが、それ以外にもベンチャーキャピタリストならではの視点があったので簡単にまとめていく。

1.創業チームのチームワークがよい
「創業時がぐちゃぐちゃなスタートアップは後で直せない」という法則があるため創業時のチームは極めて重要になる。創業メンバーは起業前から経験を共有していないと一緒にうまくやっていけない可能性が高くなる。

2.初期の社員は似通った考えを持つメンバー
スタートアップは経営資源が限られており、素早く効率的に動かないと生き残れないため、同じ考え方の人が集まっている方がうまくいく。

3.フルタイムの社員でないといけない
一時的に業務を手助けするコンサルタントやパートタイマーは短期目線になるのでいほうがいい。また仲間が毎日同じ場所で働いていないと不一致が生まれやすくなるので遠隔地勤務もよくない。

4.CEOの給料は少ないほういい
CEOへの高額な現金報酬は現状維持のインセンティブになるだけで、積極的に問題を表に出して解決していく動機にならない。逆に現金報酬の少ない経営者は企業全体の価値を上げることに力を注ぐようになる。

5.社員に高額の現金報酬を与えない
社員についても同じことがいえる。ボーナスやインセンティブ報酬は将来に価値を生み出そうというインセンティブにはならず社員を短期思考にさせてしまう。

0 件のコメント:

コメントを投稿