男女ともに性的欲求不満が高じると衝動買いをしやすいという。
性的欲求不満時は男性ホルモンが女性ホルモンよりも優位になっている状態だが、男性ホルモンは別名攻撃ホルモン、冒険ホルモン、自信ホルモンとも呼ばれており、それが充満した状態になると楽観的でやたらと強気になってしまう。その結果、いっときの欲望に従って衝動買いをしてしまう。
このような思考のバランスがとれてない状態で購入したものは後々、後悔することが多い。これは株式購入に関してもいえることで衝動買いした株はほぼ間違いなく失敗する。さらに悪いことに、このような強気の状態ではしこたま買い込んでしまうことも多く、大きな損失を抱えてしまうことも多い。
衝動買いは危ないとわかっていても、理性では情動を抑えにくく、また各種名言「信じる者と書いて儲かる」(マイホーム氏)、「正しかったかどうかは結果がでてからでないとわからない」(海外ドラマ「24」)などに背中をおされて、ついつい衝動のままつきすすんでしまう。間違ったものを信じても決して儲かることはないのに、間違ったものを正しいと感じさせてしまうところにもこの衝動性の問題が潜んでいるように思う。
衝動買いは性的欲求不満のはけ口としておこる現象なので、その元となっている性的欲求不満を解消してやれば衝動はおさまる。つまりは適切な処理を施してやればホルモンバランスはフラットになり正常な判断がくだせるようになる。
ただし処理のしすぎも問題になる。処理をしすぎると今度は逆に腑抜けかつ弱気になってしまい、本当のチャンスを逃してしまうことにもなりかねない。
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