*以下すべての銘柄はテクニカル上問題なし。
■負け投資
・Gファクトリー -4%
銘柄をみつけたきっかけ:投信の月報
買った理由:この会社は飲食店向け居抜き物件のレンタル・サポート事業というニッチな分野を手がけており、ストック性もあっていいと思ったから。
売った理由:参入障壁がそれほど高くなかったから。経営陣が上場後に保有株を売りさばいていたから。
売った後の株価推移:売値1120 →現在は938
コメント:会社をよく調べずに、チャートと会社概要を少し見ただけで買ったのが失敗。
・フルスピード -7%
銘柄を見つけたきっかけ:日経新聞
買った理由:ネット広告市場という激戦区にもかかわらず利益率が上昇していたから。
売った理由:大口の取引先が倒産して来期の業績が不透明になったから。
売った後の株価推移:売値は1000 →現在は1200
コメント:広告自体あまり好きでないので、広告株は向かないとわかった。
・FPG -3%
銘柄を見つけたきっかけ:日経マネー
買った理由:チャートが非常に良く見えたから。ニッチな金融商品を販売していて、シェアトップで利益率が高かったから。
売った理由:参入障壁が高くなさそうだから。
売った後の株価推移:売値は1010 →現在は987
コメント:ブログを書いていたからビジネスモデルの穴を見つけることができた。
■勝ち負けなしの投資
・エフティグループ
銘柄を見つけたきっかけ:投信の月報
買った理由:「下がらない株」を確かめるための実験的な投資。テクニカルやファンダメンタルズでこれ以上下がらないというサインが出ていた。
売った理由:値動きがなくつまらなかったから。他社との優位性があまりなく、業績の見通しが良くなかったから。
売った後の推移:売値は710 →現在は850
コメント:一目均衡表(月足)の雲は株価の強力な抵抗帯になることがわかった。
・ハマキョウレックス
銘柄を見つけたきっかけ:投信の月報
買った理由:成熟産業である物流会社だがM&Aで成長していきそうだったから。
売った理由:弁護士ドットコムを買うため。
売った後の株価推移:売値は2120 →現在は2574
・日本プラスト
銘柄を見つけたきっかけ:大阪スポーツ新聞
買った理由:タカタのエアバッグの代替需要で業績が上振れし、今期もその流れが続くと思ったから。
売った理由:期待外れの会社の今期予想だったから。
その後の株価推移:売値は1240 →現在は1218
コメント:営業利益率3%の会社は特色がなく面白味に欠ける。
・あいちコーポレーション
銘柄を見つけたきっかけ:投信の月報
買った理由:高所作業車がインフラ投資のグローバルトレンドに乗って売れていくと思ったから。
売った理由:主力の国内販売は今期にピークアウトするとのアナリスト予想があり、海外展開は海外にサポート拠点がなく普及が順調に進むか不透明だったから
売った後の株価推移:売値は790 →現在は768
コメント:これもブログを書いていて問題点が明確になった。
■勝ち投資
・ウイルプラスホールディングス +17%
銘柄を見つけたきっかけ:投信の月報
買った理由:経営者のインタビュー記事を読んで切れ者だと思ったから。PERが6倍と低かったから。
売った理由:ここは輸入車販売をしているが、円安が収益を圧迫すると思ったから。またこの会社の成長戦略はM&Aになるが、今のような好景気ではM&Aがしにくいと思ったから。
売った後の株価推移:売値は910 →現在は2027
コメント:小型、IPO、低PER、良経営者の場合は、成長性がそれほどなくても株価が跳ね上がるとわかった。
・インフォコム +3%
銘柄を見つけたきっかけ:投信の月報
買った理由:電子マンガが好調。電子マンガはコマ送りで読め、女性向けエロ漫画が充実しているところに優位性を感じた。
売った理由:電子マンガ市場は激戦区であり、電子マンガ以外の事業は不振だったから。
売った後の株価推移:売値は1640 →現在は2145
コメント:激戦区市場は競合を調べるのが大変。競合の中から優位性のある会社を選ぶといった投資法はできそうにないことがわかった。
・インターアクション +15%
銘柄を見つけたきっかけ:大阪スポーツ新聞
買った理由:CCDやCMOSセンサーの検査装置が世界シェアトップ。足下の業績も良い
売った理由:短期目線の経営陣だったから。
売った後の株価推移:売値は690 →現在は775
コメント:株価を露骨に意識した経営陣はある意味面白かったが、こういうところはもういいかなと思った。
・ソリトンシステムズ +18%
銘柄を見つけたきっかけ:投信の月報
買った理由:ネットセキュリティやテレワーク、LTE無線などを手がけている割に低PERだったから。
売った理由:ネットセキュリティが売り上げの大半を占めるが、クラウドが普及したらセキュリティソフトが売れなくなると思ったから
売った後の株価推移:売値は710 →現在は1129
コメント:ネットセキュリティ会社は競合が多すぎて素人が技術の優位性を判断することは不可能だとわかった。
・DMG森精機 +8%
銘柄を見つけたきっかけ:大阪スポーツ新聞
買った理由:トランプ政策の恩恵を受けそうな会社だったから
売った理由:弁護士ドットコムを買うため
売った後の株価推移:売値は1590 →現在は1769
・SBIホールディングス +10%
銘柄を見つけたきっかけ:過去の持ち株
買った理由:トランプバブルで証券市場が盛り上がると思ったから
売った理由:弁護士ドットコムを買うため
売った後の株価推移:売値は1590 →現在は1464
・三井物産 +8%
銘柄を見つけたきっかけ:過去の持ち株
買った理由:トランプさんのインフラ政策で資源価格がさらに上がると思ったから
売った理由:弁護士ドットコムを買うため
売った後の株価推移:売値は1650 →1508
・エフオン +48%
銘柄を見つけたきっかけ:投信の月報
買った理由:バイオマス発電所を増やして業績拡大中なのにPER6倍と割安感があったから
売った理由:弁護士ドットコムを買うため
売った後の株価推移:売値は1000 →現在は1055
・技研製作所 +10%
銘柄を見つけたきっかけ:投信の月報
買った理由:杭打ちの新工法が海外でも普及していきそうだから。自称ビビりの社長が大型投資をしていたから。
売った理由:新工法の需要がどれほどあるのかわからなかったから。弁護士ドットコムやGファクトリーを買うため。
売った後の株価推移:売値は2010 →現在2748
・鈴茂器工 +82%
銘柄を見つけたきっかけ:投信の月報
買った理由:寿司ロボや飯ロボは、人手不足の日本や、寿司の人気が高まっている海外で売れると思ったから。
売った理由:目標株価を超過したから。
その後の株価推移:売値は2300 →現在2073
■保有株
・弁護士ドットコム 保有比率39%
銘柄を見つけたきっかけ:ハマキョウレックスの労務訴訟を調べていて
買った理由:10倍株について書かれた記事を読んだ直後に、ここを見つけ、10倍株の特徴を満たしていると思ったから。法律関連で最強のプラットフォーム企業になりそうだったから
問題点:クラウド上で行う電子契約事業をはじめているが、強豪ドキュサインの影がチラつく。
買値は750 →今の株価は1137
今後の株価予想:2017年は1050円。2018年は1400円。2019年は1900円。
*変動率±30%。
・ペプチドリーム 保有比率16%
銘柄を見つけたきっかけ:昔、医薬品株を調べているときに発見した
買った理由:創薬の新たな領域を開拓しており、参入障壁が非常に高いから
問題点:ペプチド薬は分子量が大きいので経口薬は難しいことと、大量生産する方法をまだ確立してないこと。
買値は3950 →今の株価は6730
今後の株価予想:2017年は6500円。2018年は8800円。2019年は12000円。
*変動率±35%
銘柄を見つけたきっかけ:投信の月報
買った理由:杭打ちの新工法が海外でも普及していきそうだから。ビビりの社長が大型投資をしていたから。
問題点:杭打ち機の新工法は研修が必要なので、海外展開に手間取りそう。
買値は1830 →今の株価は2748
今後の株価予想:2017年は2800円。2018年は3300円。2019年は3900円。
*変動率は±15%
・インフォマート 保有比率9%
銘柄を見つけたきっかけ:日経ヴェリタス
買った理由:この会社が提供する企業間クラウドプラットフォームは日本の企業間取引の基幹インフラになりそうだから。
問題点:洞察に優れた創業者が急逝してしまったこと。会社の強気な今期計画は下ブレしそうなこと。
買値と今の株価:買値は640 →現在は886
今後の株価予想:2017年は900円。2018年は1200円。2019年は1600円。
*変動率は±30%
・相模ゴム 保有比率9%
銘柄を見つけたきっかけ:日経マネー
買った理由:利益率の高い高級コンドームがよく売れているから。会社は大型投資をして攻勢に出ているから。
問題点:高級コンドームの伸縮性がいまいち。参入障壁はあまり高くなさそう。
買値と今の株価:買値は1010円 →現在は1173
今後の株価予想:2017年は1500円。2018年は1700円。2019年は1900円。
*変動率は±20%
・鈴茂器工 保有比率3%
銘柄を見つけたきっかけ:投信の月報
買った理由:寿司ロボや飯ロボが人手不足の日本や寿司ブームの海外で売れると思ったから
問題点:成長率が年率10~15%と、他の銘柄と比べて見劣りすること。
買値と今の株価:買値は1260 →現在は2073
・現金保有比率 9%
■ポートフォリオについて
今後はタイミングをみて、弁護士ドットコム、インフォマート、ペプチドリームの3銘柄に集約していく。
■その他気づいたこと
・小型株が最も投資妙味があると改めてわかった。
・リスクを落とすために優良投信の月報から銘柄を選んでいたが、適当に見つけた銘柄でも普通に調べればリスクは落とせることがわかった。
・成長市場は競合が多く、そこから優位性のある企業を見つけ出すのは至難の業だとわかった。
・成長市場の独占型プラットフォーマーは、独占禁止法に抵触せずに、市場成長の果実を独占できることがわかった。
・累積売買高や一目均衡表の雲は株価の底や天井を見極めるのに有効だとわかった。
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