2017年2月17日金曜日

スクリーニング法 CAN SLIM

■CAN SLIMとは
ウィリアム・オニールが開発した暴騰銘柄発掘のためのスクリーニング法。
CANSLIMのそれぞれの文字は暴騰する株の初期段階の特徴7つの頭文字をとったもの。

Cは四半期のEPSのことで、前年同期比20~50%以上の伸びが必要。
Aは通期のEPSのことで、過去5年間の伸び率は年率20%以上必要。
Nは何か新しいもののことで、新製品や新サービス、業界の変化、新高値、新しい経営者などを指す。
Sは発行株式数のことで、株式数の少ない株、中小型株がいい。
Lは先導株のこと。出遅れ株は伸びない。
Iは機関投資家の持ち株比率のことで5~20%がよい。機関投資家が株価上昇の牽引力になる。ただし極端に高いのはよくない。相場が悪くなった時に売り手に回られてしまうから。
Mは市場のこと。弱気相場では先導株が真っ先に落ちていくから買わない方がいい。

この投資法の根底には「動かない株は持っていても意味がない」という哲学がある。

投資するタイミングは底値固めから出来高をともなって上放れ始めたところがベスト。新高値を突破したらなお良い。

CANSLIMで抽出できる銘柄は市場全体の2%以下。CANSLIM銘柄の投資成功率は60%程度。その中で傑出した銘柄は10のうち1つか2つ。

このやり方で負けが続いたら市場全体が悪くなるかもしれないというサインと捉える。

参考「マーケットの魔術師」

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