持ち株6銘柄のうち4銘柄が新高値を突破した。新高値の対処法を『私は株で200万ドル儲けた』(ニコラス・ダーバス)、『新高値ブレイク投資法』(DUKE)から探っていく。ついでに新高値投資法もまとめていく。
■そもそもなぜ新高値になると株価が上がりやすいのか?
・含み損を抱える人がいなくなり戻り売りがなくなるから。
・市場で注目され、新たな投資家が集まってくるから。
・新高値投資法が普及しており、その買いが入るから。
■新高値投資法
1,テクニカル的に良い銘柄を探す
株探の「今日の新高値銘柄」から探していく。ベストなチャートは持ち合いの状態から出来高を付けて新高値を突破したもの。
*ダマシの少ないブレイクは保ち合い期間が長いものになる。保ち合い期間は助走期間のようなもので、その期間が長い方が高く飛べる。それと保ち合い時の値幅が小さいのもよい。値幅が小さいのは注目している人がほとんどおらず、価値が適切に評価されていないという意味合いがあるから。
2,ファンダメンタルズをチェック
新高値突破はその会社で何か大きな変化が起こっている可能性が高い。ファンダメンタルズで大きな変化がないかを調べていく。まずは株価に最も大きなインパクトを与える業績の変化を調べていく。次いで会社の成長に密接に関わっている経営者の変化を調べて行く。
*ファンダメンタルが安定しない場合は株価も高値圏では安定しない。
3,新高値更新日の翌日に打診買い
株価が上がればその分リスクも高くなってしまうので、初動で買っていくのが重要になる。まずは小額で買ってみる。
*新高値投資は大きな株価上昇が期待できる反面、急落することもあるのでストップオーダーは必須。ストップオーダーにかかった後に再度上がってしまうこともあるが、それよりも大きな損失を出さないことを優先する。再度ブレークしたら買い直せばいい。
*成功率はニコラス・ダーバス氏が50%、DUKE氏が30%程度。
4,生き残った銘柄を買い増していく
打診買いで生き残った銘柄が再度ブレイクし次のボックスに入ったら買い増していく。ボックスは自分の裁量で判断。追い買いは常に前回よりも高くなくてはいけない。ナンピンはしてはいけない。ボックスが上がったらストップオーダーも並行して上げていく。
*値上がりしている少数銘柄に長期投資するのが最も効率がいいので集中投資が基本。
5,上昇中の銘柄は乗り続ける
トレンドはひとたび形成されると継続する傾向があるので上昇中の株は売る必要はない。ただし上昇速度が早すぎたり、大陰線などの危険シグナルが出たりしたら売っていく。
■結論 新高値銘柄の対処法
ファンダメンタルズ的に問題なければチャートが壊れない限り売る必要なし。
■その他気づいたこと
・新高値銘柄を見ていけば足下のトレンド業界がわかるので、そういった意味でも新高値銘柄は使えそう。
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