「マイナス金利の国債よりも、金利の付かない金の方がマシだから金が買われていく」と予想して金に投資をしていたのだが、トランプさんが大統領になり金利が上がりはじめてしまった。
そもそも大統領が決まる前に、金融政策の限界や商品価格の上昇など金利が上がりやすい素地は整いつつあった。それに加えてトランプさんが大統領になり法人税引き下げやインフラ投資をすると公約してしまったため、経済成長期待と財政悪化懸念の両面から金利が本格的に上がり始めてしまった。
そして市場はリスクオンになり、安全資産の金は売られ始めてしまった。
ただ日本で売られているドル建ての金ETFは、円安になると価格が上がる。今は日米金利差の拡大により為替は円安方向に傾きつつあり、金価格の下落分を円安で相殺している。それでもトータルで考えると長期では下落していく可能性が高いので半分ほど売却した。金は値動きが非常に穏やかだったので数万の損切りですんだ。
2016年11月18日金曜日
超小型株投信 2
前回、「スパークス・プレミアム・日本超小型株式ファンド」の月報を分析したら鈴茂器工、エフオン、日東精工などの優良銘柄を発見できたので、今月も更新された月報を調べていく。
新たに上位10銘柄入りしたのは3つ。ヨコオと東洋機械金属とコメ兵。
調べる項目は、時価総額、成長性、割安度、チャートの4つ。
・ヨコオ。時価総額150億円。アンテナや半導体回路検査機などを製造。売上高成長率は7%程度でPERは19倍(業界平均46倍)。チャートは上昇トレンドでやや過熱気味。
・東洋機械金属。時価総額33億円。金属の鋳造や成形をする会社。売上高成長率は2~3%でPERは6.5倍(業界平均14倍)。チャートは長期では下降トレンド、短期では上昇トレンド。
・コメ兵。時価総額112億円。質屋。売上高成長率は0%でPERは16倍(業界平均21倍)。チャートは下降トレンド。
*「四季報」参照
今回は収穫なし。
新たに上位10銘柄入りしたのは3つ。ヨコオと東洋機械金属とコメ兵。
調べる項目は、時価総額、成長性、割安度、チャートの4つ。
・ヨコオ。時価総額150億円。アンテナや半導体回路検査機などを製造。売上高成長率は7%程度でPERは19倍(業界平均46倍)。チャートは上昇トレンドでやや過熱気味。
・東洋機械金属。時価総額33億円。金属の鋳造や成形をする会社。売上高成長率は2~3%でPERは6.5倍(業界平均14倍)。チャートは長期では下降トレンド、短期では上昇トレンド。
・コメ兵。時価総額112億円。質屋。売上高成長率は0%でPERは16倍(業界平均21倍)。チャートは下降トレンド。
*「四季報」参照
今回は収穫なし。
2016年11月11日金曜日
過去のバブルとの比較
現在、市場にはお金があふれており、株価は割高な水準に達している。つまりバブルの状態にある。このバブルが今後どうなっていくのかを過去のバブルと比較しながら考えていく。
・ITバブル
発生要因は情報技術への過度な期待と金余り。
崩壊の原因は企業の成長速度が株価の上昇速度にまったく追いつかなかったこと。それと金利の引き上げ、景気循環。
・サブプライムローンバブル
発生要因は低所得者たちに無理な融資をし、その債権を証券化して売りまくったこと。それと金余り。
崩壊の原因はローンを組んだ人たちがお金を返せなくなり、証券の価値がゼロになってしまったこと。その証券は他の優良証券とごちゃ混ぜにして証券化されてもいたので負債の総量がわからず金融機関は麻痺してしまった。あとは金利の引き上げと景気循環。
・足下の金融緩和バブル
発生要因は各国の中央銀行が行った金融緩和による金余り。従来の緩和と異なるのは金利を引き下げただけでなく、通貨を大量に発行したこと。市場に出回るお金の量を増やして資産価格を持ちあげたのと同時に、貨幣価値を下落させることによっても資産価格を持ちあげた。
このバブルが崩壊する原因は何になりそうか?
中央銀行が市場からお金を一気に引き上げたら今回のバブルは崩壊する。
しかし今のところそういった兆候はほとんどない。FRBは金利を引き上げるとはいっているが、景気後退に怯えている節があり、新たな金融緩和策を模索しているようにさえ見える。
今回のバブルはリーマンショックのような極端なバブル崩壊は起こらないと思う。
・ITバブル
発生要因は情報技術への過度な期待と金余り。
崩壊の原因は企業の成長速度が株価の上昇速度にまったく追いつかなかったこと。それと金利の引き上げ、景気循環。
・サブプライムローンバブル
発生要因は低所得者たちに無理な融資をし、その債権を証券化して売りまくったこと。それと金余り。
崩壊の原因はローンを組んだ人たちがお金を返せなくなり、証券の価値がゼロになってしまったこと。その証券は他の優良証券とごちゃ混ぜにして証券化されてもいたので負債の総量がわからず金融機関は麻痺してしまった。あとは金利の引き上げと景気循環。
・足下の金融緩和バブル
発生要因は各国の中央銀行が行った金融緩和による金余り。従来の緩和と異なるのは金利を引き下げただけでなく、通貨を大量に発行したこと。市場に出回るお金の量を増やして資産価格を持ちあげたのと同時に、貨幣価値を下落させることによっても資産価格を持ちあげた。
このバブルが崩壊する原因は何になりそうか?
中央銀行が市場からお金を一気に引き上げたら今回のバブルは崩壊する。
しかし今のところそういった兆候はほとんどない。FRBは金利を引き上げるとはいっているが、景気後退に怯えている節があり、新たな金融緩和策を模索しているようにさえ見える。
今回のバブルはリーマンショックのような極端なバブル崩壊は起こらないと思う。
上げ相場がわかる指標がなくなってしまった
上げ相場のときに投資をして、下げ相場の時に株を持っていなければほぼ確実に利益があがる。実はつい先日までDOIモデルという上げ相場がわかる指標があった。
DOIモデルは、マクロ経済指標とテクニカル分析が組み合わせたもので、過去の値動きから将来を予測するのに加えて、各種先行指標などをおりこんだものだった。金融緩和などの政策も数値化して組み込んでおり政策も反映されていた。買いシグナルや売りシグナルは1週間ごとに判別されるのだが、買いシグナルが発生する頻度は少なく、年にせいぜい1,2回で、数年に1回しかないこともあった。
過去20年間でDOIモデルを使って日経平均に投資したパフォーマンスは、日経平均が-13%に対して、DOIモデルでは2.6倍になった。
DOIモデルは使える指標だったのだが、9月に終了してしまっていた。終了の理由は「DOIモデル更新のための情報取得が困難」になったとのこと。
ちなみにDOIモデルの最後の判断は8月の初旬にあり「買い」となっていた。
DOIモデルは、マクロ経済指標とテクニカル分析が組み合わせたもので、過去の値動きから将来を予測するのに加えて、各種先行指標などをおりこんだものだった。金融緩和などの政策も数値化して組み込んでおり政策も反映されていた。買いシグナルや売りシグナルは1週間ごとに判別されるのだが、買いシグナルが発生する頻度は少なく、年にせいぜい1,2回で、数年に1回しかないこともあった。
過去20年間でDOIモデルを使って日経平均に投資したパフォーマンスは、日経平均が-13%に対して、DOIモデルでは2.6倍になった。
DOIモデルは使える指標だったのだが、9月に終了してしまっていた。終了の理由は「DOIモデル更新のための情報取得が困難」になったとのこと。
ちなみにDOIモデルの最後の判断は8月の初旬にあり「買い」となっていた。
飯ロボ 鈴茂器工 買い
隠れたロボット銘柄の鈴茂器工。今後は盤石な国内に加え、北米とシンガポールに営業拠点を新設したので海外の売上がさらに伸びていきそう。ニッチトップ企業でありながらPER10倍、PBR1倍割れは割安感があり業界平均のPER15倍(株価1800円)程度までいっても不思議ではない。株価は横ばいの状態から9月半ばに大口買いが入っているので今後もじりじり上がっていく可能性が高い。「名前がつまらないものははやくから買われにくい」とピーター・リンチが書いていたがここはその典型なのかもしれない。
11月8日の決算は、円高にもかかわらず売上高が前期比12%伸びているのでいたって堅調。営業利益は28%伸びており利益率は前年同期と比べ2%程上昇している。
ただ今回決算資料を読んで感じたのは、もう少し情報を載せて欲しいこと。せめて海外売上高比率くらいは載せてほしいと思った。
11月9日のトランプショックにも株価がほとんど動じなかったのも心強い。ただTPPが廃止されそうなのは少し残念。
前回予想した通り押し目がきたので1260円で購入。
2016/11/16追記
・トランプ相場で新興国から資金が流出し、新興国の経済が停滞する可能性が出てきた。
・お米に関する悪いニュースを見てしまった。「EUでは2016年1月に米に含まれる無機ヒ素の最大基準値を設定。スウェーデンでは6歳未満の乳幼児に米や米製品を与えないように勧告。大人でも毎日食べるべきではないとしている。WHOの発がん性の5段階分類で、米は無機ヒ素は最もリスクが高いグループ1に・・」。今後、欧州の需要はあまり期待できないかもしれない。
*参考:産経ニュース
11月8日の決算は、円高にもかかわらず売上高が前期比12%伸びているのでいたって堅調。営業利益は28%伸びており利益率は前年同期と比べ2%程上昇している。
ただ今回決算資料を読んで感じたのは、もう少し情報を載せて欲しいこと。せめて海外売上高比率くらいは載せてほしいと思った。
11月9日のトランプショックにも株価がほとんど動じなかったのも心強い。ただTPPが廃止されそうなのは少し残念。
前回予想した通り押し目がきたので1260円で購入。
2016/11/16追記
・トランプ相場で新興国から資金が流出し、新興国の経済が停滞する可能性が出てきた。
・お米に関する悪いニュースを見てしまった。「EUでは2016年1月に米に含まれる無機ヒ素の最大基準値を設定。スウェーデンでは6歳未満の乳幼児に米や米製品を与えないように勧告。大人でも毎日食べるべきではないとしている。WHOの発がん性の5段階分類で、米は無機ヒ素は最もリスクが高いグループ1に・・」。今後、欧州の需要はあまり期待できないかもしれない。
*参考:産経ニュース
2016年11月9日水曜日
ダブルスコープ 下方修正
現時点でセパレータは供給不足のため、決算は堅調かと思っていたがまさかの下方修正。一株利益は57円まで低下し、今の株価1675円でPERは29倍になる。
下方修正の主な要因は新設した1つのラインの稼働が生産性対策のために半年遅れるというもの。それ以外の細かな理由は他の新ラインの初期費用や、新株発行費用、為替差損、サンプル品の生産増加など。
今回の決算で良かったところ
遅延しているラインは今年の12月に稼働予定で、それで生産能力は15%アップする。セパレータの出荷は順調に増えており、LGへの出荷は前期比2倍程に増加している。営業利益率は前四半期より上昇しており、最大の懸念事項であるセパレータは供給過剰に陥っていないことがわかる。
今後の株価はどうなるか
今回の下方修正はラインの稼働遅延(8億円分)と、雑費、為替が要因で、事業の本質であるセパレータの出荷によるもののため、それほど大きな問題が生じたわけではない。今回の決算で長期的な見通しが著しく変わったわけではなく、来期は期初に発表した計画通り進む可能性も高い。いったんは下落して1500円あたりまで行くかもしれないが、そこから反発して2000円程度までは行くと予想する。
どちらにしろある程度の損切りは避けられそうにない。今年中にぽつぽつ手仕舞いしていく。
2016/11/18追記
早速2000円を突破してくれた。逃げられてよかった。観察のため100株だけはもうしばらく保有。
2016/12/13追記
トランプバブルにまったく反応せずに下げ続けたため完全撤退。
逆日歩のついた銘柄は直後の反発で売り切った方がいいというのもわかった。
下方修正の主な要因は新設した1つのラインの稼働が生産性対策のために半年遅れるというもの。それ以外の細かな理由は他の新ラインの初期費用や、新株発行費用、為替差損、サンプル品の生産増加など。
今回の決算で良かったところ
遅延しているラインは今年の12月に稼働予定で、それで生産能力は15%アップする。セパレータの出荷は順調に増えており、LGへの出荷は前期比2倍程に増加している。営業利益率は前四半期より上昇しており、最大の懸念事項であるセパレータは供給過剰に陥っていないことがわかる。
今後の株価はどうなるか
今回の下方修正はラインの稼働遅延(8億円分)と、雑費、為替が要因で、事業の本質であるセパレータの出荷によるもののため、それほど大きな問題が生じたわけではない。今回の決算で長期的な見通しが著しく変わったわけではなく、来期は期初に発表した計画通り進む可能性も高い。いったんは下落して1500円あたりまで行くかもしれないが、そこから反発して2000円程度までは行くと予想する。
どちらにしろある程度の損切りは避けられそうにない。今年中にぽつぽつ手仕舞いしていく。
2016/11/18追記
早速2000円を突破してくれた。逃げられてよかった。観察のため100株だけはもうしばらく保有。
2016/12/13追記
トランプバブルにまったく反応せずに下げ続けたため完全撤退。
逆日歩のついた銘柄は直後の反発で売り切った方がいいというのもわかった。
2016年11月4日金曜日
ダブルスコープ 撤退
9月の終わり頃にダブルスコープに買いで入ったが、今後の見通しが悪いことに気づいたので撤退していくことにする。今回の敗因を探っていく。
まずは、なぜ買ったのかについて。
きっかけは9月8日頃の日経産業新聞にダブルスコープが年率35%のペースで成長していくという記事が載っていて、PERを調べてみたら24倍程度と割安に感じたこと。
さらに調べてみると、成長の原動力となる電気自動車の普及が拡大しはじめていて、今後電気自動車が年率30%以上のペースで成長していくとわかったこと。そのような状況ではダブルスコープの35%成長には妥当性があると思ったこと。それに加え中期的なテクニカルでは反転を示す買いシグナルが発生していたこと、あたりになる。
敗因はなにか。
チャートの全体像を重視しなかったから。
チャートにはファンダメンタルズが凝縮されており、チャートに異常がある場合は、ほぼ確実にファンダメンタルズに問題がある。ダブルスコープのチャートは、高値から半分以下まで下落しており、深刻な問題がある確率が高かったがそこを軽視してしまった。
ダブルスコープの最大の問題はセパレータの過剰供給懸念になる。確かに電気自動車の成長率は30%程度と高いが、セパレータの供給はそれ以上のペースで進みそうなのである。もしそうなれば需給バランスは崩れ、値崩れが起こってしまう。過剰供給懸念は今後も消え去ることはなく、また2020年頃にはセパレータ不要の理想的な性能を備えた電池、全固体電池が出回りそうなので長期的な見通しはさらに悪くなる。ダブルスコープは実質的にセパレータの専業メーカーなのでセパレータのみで長期的に年率35%の成長を達成していくのは難しいと思うようになった。
今回わかったことあと2つ。
1つは短中期チャートの”鉄板”と思われていたシグナルがあまりあてにならないということ。25日線と75日線のゴールデンクロスは結局デッドクロスに転換しそうだし、一目均衡表の雲も悪い方へ通り抜けてしまった。MACDのゴールデンクロスもしかり。長期的に深刻な問題がある場合は、出来高の急上昇もそれほど当てにならないということもわかった。
*今回の出来高急上昇は分割したのも理由の一つだがそれに気づかなかったのもある。(2分割した場合は出来高は2倍になる。)
もう1つは、空売り機関の予測は基本正しいということ。今後はプロの分析力をもう少し参考にしていきたい。
今後、銘柄をチェックするときの優先順位は
1,ファンダメンタルズ
2,長期のチャートと機関投資家の動き
3,ファンダメンタルズ
4,中期のチャート
になる。
今回犯した間違いがあと一つあった。
それは株価が予想よりも下がったところで買い増したこと。今後は株価が予想よりも下がったらそれは自分の間違いととらえ、様子見もしくは損切りしていくことにする。
今後の株価は2200円(2年チャートの75日線)、最高で2500円(週足の一目均衡表の雲)くらいまで反発し、そこからまた下がっていくと予想。
ぽつぽつと売っていく。
追記 2016/11/11
2016/11/9の日経に以下のような記事が載っていた。
「高い成長性のある産業は新規参入を助長し競争が激化して、収益率が落ちていく。高成長企業で最も大事なのは新規参入を思いとどまらせる参入障壁である」「参入障壁のないところにに超化的な付加価値創出の余地はない」(奥野一成)
セパレータの参入障壁は他の電池部材に比べると高いが、現時点で既に10社以上が参入しており競争は激化している。そこには大量生産に強い中国も含まれるので今後収益率が落ちていく可能性は高い。
ダブルスコープはペプチドリームと同じような成長率35%程度の高成長企業だと思ったけが、参入障壁の点に関しては異なっており、そこがダブルスコープの致命傷になってしまったようだ。
追記2016/11/16
会社が出した決算説明会資料を読んだが典型的なポジショントーク & half truth。なぜ自社の生産能力を公表しないのか?全固体電池にまったく触れないのはどういうことか?「民生用ハイエンド、EV用途のサプライヤーは3社+1社に集約化」とあるが、4社合計のグローバルシェアが46%でどうして集約化といえるのか・・などなどツッコミどころ満載だ。
会社の説明を鵜呑みにしてはいけないというのも今回の教訓だね。
まずは、なぜ買ったのかについて。
きっかけは9月8日頃の日経産業新聞にダブルスコープが年率35%のペースで成長していくという記事が載っていて、PERを調べてみたら24倍程度と割安に感じたこと。
さらに調べてみると、成長の原動力となる電気自動車の普及が拡大しはじめていて、今後電気自動車が年率30%以上のペースで成長していくとわかったこと。そのような状況ではダブルスコープの35%成長には妥当性があると思ったこと。それに加え中期的なテクニカルでは反転を示す買いシグナルが発生していたこと、あたりになる。
敗因はなにか。
チャートの全体像を重視しなかったから。
チャートにはファンダメンタルズが凝縮されており、チャートに異常がある場合は、ほぼ確実にファンダメンタルズに問題がある。ダブルスコープのチャートは、高値から半分以下まで下落しており、深刻な問題がある確率が高かったがそこを軽視してしまった。
ダブルスコープの最大の問題はセパレータの過剰供給懸念になる。確かに電気自動車の成長率は30%程度と高いが、セパレータの供給はそれ以上のペースで進みそうなのである。もしそうなれば需給バランスは崩れ、値崩れが起こってしまう。過剰供給懸念は今後も消え去ることはなく、また2020年頃にはセパレータ不要の理想的な性能を備えた電池、全固体電池が出回りそうなので長期的な見通しはさらに悪くなる。ダブルスコープは実質的にセパレータの専業メーカーなのでセパレータのみで長期的に年率35%の成長を達成していくのは難しいと思うようになった。
今回わかったことあと2つ。
1つは短中期チャートの”鉄板”と思われていたシグナルがあまりあてにならないということ。25日線と75日線のゴールデンクロスは結局デッドクロスに転換しそうだし、一目均衡表の雲も悪い方へ通り抜けてしまった。MACDのゴールデンクロスもしかり。長期的に深刻な問題がある場合は、出来高の急上昇もそれほど当てにならないということもわかった。
*今回の出来高急上昇は分割したのも理由の一つだがそれに気づかなかったのもある。(2分割した場合は出来高は2倍になる。)
もう1つは、空売り機関の予測は基本正しいということ。今後はプロの分析力をもう少し参考にしていきたい。
今後、銘柄をチェックするときの優先順位は
1,ファンダメンタルズ
2,長期のチャートと機関投資家の動き
3,ファンダメンタルズ
4,中期のチャート
になる。
今回犯した間違いがあと一つあった。
それは株価が予想よりも下がったところで買い増したこと。今後は株価が予想よりも下がったらそれは自分の間違いととらえ、様子見もしくは損切りしていくことにする。
今後の株価は2200円(2年チャートの75日線)、最高で2500円(週足の一目均衡表の雲)くらいまで反発し、そこからまた下がっていくと予想。
ぽつぽつと売っていく。
追記 2016/11/11
2016/11/9の日経に以下のような記事が載っていた。
「高い成長性のある産業は新規参入を助長し競争が激化して、収益率が落ちていく。高成長企業で最も大事なのは新規参入を思いとどまらせる参入障壁である」「参入障壁のないところにに超化的な付加価値創出の余地はない」(奥野一成)
セパレータの参入障壁は他の電池部材に比べると高いが、現時点で既に10社以上が参入しており競争は激化している。そこには大量生産に強い中国も含まれるので今後収益率が落ちていく可能性は高い。
ダブルスコープはペプチドリームと同じような成長率35%程度の高成長企業だと思ったけが、参入障壁の点に関しては異なっており、そこがダブルスコープの致命傷になってしまったようだ。
追記2016/11/16
会社が出した決算説明会資料を読んだが典型的なポジショントーク & half truth。なぜ自社の生産能力を公表しないのか?全固体電池にまったく触れないのはどういうことか?「民生用ハイエンド、EV用途のサプライヤーは3社+1社に集約化」とあるが、4社合計のグローバルシェアが46%でどうして集約化といえるのか・・などなどツッコミどころ満載だ。
会社の説明を鵜呑みにしてはいけないというのも今回の教訓だね。
貧者の投資と富者の投資
貧者はキャピタルゲインを目的とした投資をし、富者はキャッシュフローを目的とした投資をするという。
株の値上がり益や不動産の転売益などのキャピタルゲインを目的とした投資は、資産のコントロールをすることが難しく、また安定的な収入が入ってくるわけでもないので、ギャンブル的な要素が強い。そのため不安感も強くなる。一方、ビジネスや不動産賃貸料などのキャッシュフローを目的とした投資は、リスクのコントロールをしやすく、安定的な収入を得ることができるため資産はどんどん増えていく。安心感も得やすい。
税制の面でもキャッシュフロー投資の方が有利になる。キャピタルゲインを目的とした投資は、自分の利益を上げることが目的で、世の中の役にたいして立たないので税率が高い。ヒラリーさんは大統領になったらその税率をさらに引き上げると言っている。一方キャッシュフローを目的とした投資では、経済が回るので税が優遇されている。
参照「金持ち父さんのセカンドチャンス」(ロバート・キヨサキ)
株の値上がり益や不動産の転売益などのキャピタルゲインを目的とした投資は、資産のコントロールをすることが難しく、また安定的な収入が入ってくるわけでもないので、ギャンブル的な要素が強い。そのため不安感も強くなる。一方、ビジネスや不動産賃貸料などのキャッシュフローを目的とした投資は、リスクのコントロールをしやすく、安定的な収入を得ることができるため資産はどんどん増えていく。安心感も得やすい。
税制の面でもキャッシュフロー投資の方が有利になる。キャピタルゲインを目的とした投資は、自分の利益を上げることが目的で、世の中の役にたいして立たないので税率が高い。ヒラリーさんは大統領になったらその税率をさらに引き上げると言っている。一方キャッシュフローを目的とした投資では、経済が回るので税が優遇されている。
参照「金持ち父さんのセカンドチャンス」(ロバート・キヨサキ)
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