隠れたロボット銘柄の鈴茂器工。今後は盤石な国内に加え、北米とシンガポールに営業拠点を新設したので海外の売上がさらに伸びていきそう。ニッチトップ企業でありながらPER10倍、PBR1倍割れは割安感があり業界平均のPER15倍(株価1800円)程度までいっても不思議ではない。株価は横ばいの状態から9月半ばに大口買いが入っているので今後もじりじり上がっていく可能性が高い。「名前がつまらないものははやくから買われにくい」とピーター・リンチが書いていたがここはその典型なのかもしれない。
11月8日の決算は、円高にもかかわらず売上高が前期比12%伸びているのでいたって堅調。営業利益は28%伸びており利益率は前年同期と比べ2%程上昇している。
ただ今回決算資料を読んで感じたのは、もう少し情報を載せて欲しいこと。せめて海外売上高比率くらいは載せてほしいと思った。
11月9日のトランプショックにも株価がほとんど動じなかったのも心強い。ただTPPが廃止されそうなのは少し残念。
前回予想した通り押し目がきたので1260円で購入。
2016/11/16追記
・トランプ相場で新興国から資金が流出し、新興国の経済が停滞する可能性が出てきた。
・お米に関する悪いニュースを見てしまった。「EUでは2016年1月に米に含まれる無機ヒ素の最大基準値を設定。スウェーデンでは6歳未満の乳幼児に米や米製品を与えないように勧告。大人でも毎日食べるべきではないとしている。WHOの発がん性の5段階分類で、米は無機ヒ素は最もリスクが高いグループ1に・・」。今後、欧州の需要はあまり期待できないかもしれない。
*参考:産経ニュース
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