貧者はキャピタルゲインを目的とした投資をし、富者はキャッシュフローを目的とした投資をするという。
株の値上がり益や不動産の転売益などのキャピタルゲインを目的とした投資は、資産のコントロールをすることが難しく、また安定的な収入が入ってくるわけでもないので、ギャンブル的な要素が強い。そのため不安感も強くなる。一方、ビジネスや不動産賃貸料などのキャッシュフローを目的とした投資は、リスクのコントロールをしやすく、安定的な収入を得ることができるため資産はどんどん増えていく。安心感も得やすい。
税制の面でもキャッシュフロー投資の方が有利になる。キャピタルゲインを目的とした投資は、自分の利益を上げることが目的で、世の中の役にたいして立たないので税率が高い。ヒラリーさんは大統領になったらその税率をさらに引き上げると言っている。一方キャッシュフローを目的とした投資では、経済が回るので税が優遇されている。
参照「金持ち父さんのセカンドチャンス」(ロバート・キヨサキ)
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