現時点でセパレータは供給不足のため、決算は堅調かと思っていたがまさかの下方修正。一株利益は57円まで低下し、今の株価1675円でPERは29倍になる。
下方修正の主な要因は新設した1つのラインの稼働が生産性対策のために半年遅れるというもの。それ以外の細かな理由は他の新ラインの初期費用や、新株発行費用、為替差損、サンプル品の生産増加など。
今回の決算で良かったところ
遅延しているラインは今年の12月に稼働予定で、それで生産能力は15%アップする。セパレータの出荷は順調に増えており、LGへの出荷は前期比2倍程に増加している。営業利益率は前四半期より上昇しており、最大の懸念事項であるセパレータは供給過剰に陥っていないことがわかる。
今後の株価はどうなるか
今回の下方修正はラインの稼働遅延(8億円分)と、雑費、為替が要因で、事業の本質であるセパレータの出荷によるもののため、それほど大きな問題が生じたわけではない。今回の決算で長期的な見通しが著しく変わったわけではなく、来期は期初に発表した計画通り進む可能性も高い。いったんは下落して1500円あたりまで行くかもしれないが、そこから反発して2000円程度までは行くと予想する。
どちらにしろある程度の損切りは避けられそうにない。今年中にぽつぽつ手仕舞いしていく。
2016/11/18追記
早速2000円を突破してくれた。逃げられてよかった。観察のため100株だけはもうしばらく保有。
2016/12/13追記
トランプバブルにまったく反応せずに下げ続けたため完全撤退。
逆日歩のついた銘柄は直後の反発で売り切った方がいいというのもわかった。
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