2016年11月25日金曜日

売り圧力1 一目均衡表の雲

一目均衡表の雲(週足)は経験的に株価の抵抗帯になるのはわかっていたが、仕組みがよく理解できていなかったので、それを詳しく調べてみる。そしてその雲によって株価が今後どのように動くのかを推測してみる。

一目均衡表(週足)の仕組み
「一目均衡表(週足)の雲とは上下2本の線に挟まれたゾーンで、下の線は直近半年間の高値と安値の中心値を半年分、右に平衡移動したもので、上の線は直近一年間の高値と安値の中心値を半年分、右に平衡移動したものになる。つまり下の線は昨年11月から今年4月にかけて買った人の平均買いコストを示し、上の線は昨年5月から今年4月にかけて買った人の平均買いコストを示している」。
「雲はこれまで高値で買った人の戻り売りの圧力を示す。雲の上に株価がある場合は下値支持線になり、雲の下に株価がある場合は上値抵抗線になる」。
*参考「日経ヴェリタス 10/2号」

雲には日足、週足、月足とあるが、それぞれ短期、中期、長期投資に対応する。

雲の下に入ってしまった“成長企業”の今後の株価を予想してみる。

■ダブル・スコープ

■GMOペイメントゲートウェイ

■あいホールディングス


このように上昇トレンドが続いた後に雲の下に入ってしまったものは、しばらくそこを抜け出せないと予想。

■コラボス
LINEのカスタマーサポートと技術提携し、ストップ高になったらコラボス
雲の売り圧力を見るには格好の例
空売りしようとしたが、空売り対応銘柄でなかったのか、できなかった。

■ツイッター


これらの銘柄は売り圧力が強いので今後も雲抜けしないと予想。

*3ヶ月後に同じ銘柄の経過観察をする予定。

ただし以下に表示する日経平均のように、サプライズがあった場合は別。
■日経平均   雲抜けしている
今回のサプライズは日銀の月5000億円のETF購入とトランプバブルになる。

日経ヴェリタス10/2号の解説
「2月に一番底、6月に二番底、ともに1万4952円を形成し、典型的な底入れ反騰パターンであるダブルボトムの芽をのこしている。一番底と二番底にはさまれた4月の戻り高値、1万7572を越えればダブルボトムが完成する。その場合は、戻り売りをこなして、雲の上方突破にむけた形が整う。これは中長期の強気シグナルになる」。

Wボトムが完成し雲抜けしたので今後の騰勢が期待できる。

追記2016年12月29日
日足の一目均衡表も観察してみる。
■タツモ
 ■エニグモ
 ■日本ライフライン

追記2017/01/07 月足も
■ニューフレアテクノロジー


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