2016年12月8日木曜日

売り圧力2 累積売買高

累積売買高とは売買がどの価格帯で活発だったかを示す指標。累積売買高が多い価格帯では戻り待ちの売りが多く、そこを超えると売りは少なくなり、株価は上昇しやすくなる。

過去一年間の日経平均の累積売買高を見ると16800円がピークで、その価格帯より上は商いが薄くなっている。現在株価は16800円を超えてるので、株価の戻りを待つ投資家の売りが少なくなっており株価が上昇しやすくなっている。
(参考:日経新聞12/2)


前回、一目均衡表で調べた売り圧力の弱い銘柄を累積売買高の観点からチェックしてみる。

■フェローテック
一目均衡表(月足)の抵抗帯と、累積売買高(月足)のピークはほぼ一致。


しかし週足の場合では、株価は一目均衡表の上にきているが、累積売買高ではピークの下にきている。そのため底堅くはあるが、上値がやや重いことがわかる。


■そーせい
過去2年の一目均衡表(週足)
過去2年の累積売買高(週足)


過去1年の累積売買高(日足)
株価が一目均衡表の雲と累積売買高のピークを下回っている。上値は重く、株価を下支えするものがないので、一気に下落する可能性がある。

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