2020年4月3日金曜日

売買チェック 3月

*ブログの次回更新は7月。

■買い
・日経レバETF 買い増し
新型コロナウイルスの感染拡大がピークアウトしてなかったので買うのはまだ早いとは思ったが、日経平均株価に大底シグナルが出ていたので打診買い。日経平均のPBRは一時0.82倍、騰落レシオは40、信用評価損益率は-31%まで低下していた。加えて東証一部ではセリングクライマックスを示唆するような出来高をつけており、その直後に日銀がETF購入目標額を引き上げたので需給的にも底だと思った。

*リーマンショック大底時の日経平均PBRは0.81倍。3/17日経
*セリングクライマックスとは「売りの最終局面」という意味。過去の例では東証一部の時価総額に対する売買代金の比率が1%程度まで高まったときがセリングクライマックスになっている。3月13日の東証一部の時価総額は482兆円、売買代金が4兆8900億円で、時価総額に対する売買代金の比率は0.98%まで高まっていた。3/6日経

<TOPIXの1年チャート> 3月13日の出来高が急増している。

・米ドル売り(レバ10倍)
円高のトリガー(米景気後退)が引かれそうだから。
円が90円になった場合、もしくは新型コロナが収束しそうになったら買い戻す。損失が-10%になった場合も買い戻す。

■売り
・日経レバETF 全売却 損益-14%
新型コロナウイルスは一気に収束するような性質のものではないとわかったから。3/24の日経に米ジョンズ・ホプキンス大発の情報として「呼吸器に感染して広がるウイルスで、症状が軽いのに感染力があるものが特に危ない。新型コロナは目に見えず、人をすぐには殺さず、気管などで増え拡散していく。ほとんど症状が出ない患者たちが感染を拡大させる。このウイルスは世界で壊滅的被害をもたらす恐れがある。」みたいなことが書いてあった。

石油価格戦争が始まったのも売り要因。米シェール企業の破綻が信用不安を加速させそう。

・朝日ネット 全売却 損益+28%
優良企業だがポートフォリオ再構築のために売却。

・・売った後に気づいたが、ここはテレワーク関連銘柄だった。今後はリモートワークの環境整備ために回線を増強する投資が増えていきそう。ASAHIネットの通信品質は高いので引き合いが強くなりそう。少し失敗。

・パーク24 全売却 損益-42%
コロナショックが長引きそうだから。この会社の現在の流動比率は90%なので、資金繰りが厳しくなりそうだと思った。

・マークラインズ 全売却 損益-20%
会社を調べてみたら、あまり強そうな会社ではなかったから。
自動車販売台数は2017年にピークアウトしていたが(1/5日経)、コロナショックでさらに下ブレそうだから。「情報プラットフォーム」事業はそれほど影響を受けなさそうだが、「プラットフォーム関連」事業が大幅に落ち込むと思った。

・シンクロフード 1月~3月にかけて3割売却 損益-58%
決算と分売とコロナショックで株価急落。チマチマ売却作戦失敗。株式市場ではこのようなアクシデントもあるので、チマチマ売却にも問題があることがわかった。

ただ今回の根本的な敗因はこのようなアクシデントではなく、時価総額を気にしていなかったことになる。時価総額に着目していたらおそらくもっと早くに「高い」と気づいていたはず。シンクロフードは純利益が7億円くらいでピークアウトしそうだが、それで時価総額150億円(株価550円、PER21倍)には割高感があった。今回、株価の数値自体にはあまり意味がないことがわかったので、これからは時価総額を中心に見ていく。

・・シンクロフードは株式投資の良き教師だと思っているが、少し厳しすぎるところがある。だんだん腹が立ってきた(笑)。

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